サヤ取り実績|1月4日~1月19日

サヤ取り

こんにちは、池田です。

私が実際に行ったサヤ取りの実績をお見せしていきたいと思います。
それでは早速ご覧ください。

取引実績

実績
以上が、1月4日~1月19日の間に手仕舞いした銘柄ペアと、新たに仕掛けをした銘柄ペアになります。

期間 手仕舞い10ペア 仕掛け中14ペア
20220104-20220119 -63,000円 +157,960円

サヤ取りの歴史は古く、約300年前からある投資法と言われています。
それは相場の聖典のひとつ「三猿金泉録」にサヤ取りの極意が書かれています。

「三猿金泉秘録」は1700年代に活躍した大阪の米相場師・牛田権三郎が書き残した相場指南書です。

サヤ取りは、もともと先物市場で盛んに行なわれている投資法です。
日本では1730年に、当時の江戸幕府によって公認された大阪の堂島米会所で「帳合米」と呼ばれる米の先物取引が始まりです。

実は1848年にシカゴで始まった穀物の先物取引は、この大阪堂島における米の先物取引が参考にされたともいわれています。

近代的な商品先物取引としては堂島米会所が世界で最も古いものといわれています。

また、題目にある三猿(さんえん)は、「見猿、聞猿、言猿」のことです。
三猿金泉録の原文を紹介します。

三猿とは、見猿、聞猿、言猿の三なり。
眼に強変を見て、心に強変の淵に沈むことなかれ。
ただ心に売りをふくむべし。
耳に弱変を聞きて、心に弱変の淵に沈むことなかれ。
ただ心に買いをふくむべし。
強弱変を見、聞くとも人に語ることなかれ。
いえば人の心を迷わす。これを猿の秘密なり。

意味するところは、心迷わすものは見ない・聞かない・言わないということです。

様々な社会情勢や相場状況の変化などに惑わされたり、闇雲に情報ばかりに目を向け、他人の言葉に踊らされたり、また相場観や自慢話などを他人にしゃべりすぎらないように、平常心で相場に取り組むべきだと言う事です。

そこで大切なことは、周囲の雑音に惑わされずに自分で考えて投資判断を行えるように努力することです。
投資資金、投資方針、性格が違えば、仕掛け、手仕舞いルールも変わってきます。
常に、自分は自分という考えを持って判断することが大切です。

投資家は、今までの経験則から、どうしても今後の相場展開を考えてしまう習慣が身についています。
株価チャートを見ると無意識のうちに「上げそうだ」「下げそうだ」と判断してしまうものです。

サヤ取りの場合、こうしたことが取引における不安や迷いとなり、仕掛けに躊躇したり、焦って手仕舞いしがちです。

サヤ取りは、相場全体の影響は受けない、他の投資法と一線を画す独自の投資法です。
相場が上がるかどうかは、誰にも分りませんし、気にする必要もありません。

株価が上下どちらに動いても、利益獲得の機会があるわけですから、ルール通り取引すれば良いのです。
資産はサヤ取りを続ける限りコツコツと増えていく。

いきなり何十倍という大儲けの話は少ないが、大損という話しはほとんどない。秘伝の投資法です。

他人と同じ情報や方法に従って売買しても勝つことはできません。
市場に翻弄されない投資法を確立することが重要です。
長期に渡り、受け継がれてきた、この独自の投資法を極めて、自立した投資家を目指して頂ければと思います。
今回も取引の一部をチャートでご紹介しますので、参考にして頂ければ幸いです。

【2433博報堂DY×8331千葉銀】+62,900円

売買シミュレーションの成績の良いペアです。短期でサヤが開閉して、再現性の高いペアです。