知らないと差がつく!?ポイント投資のメリットや種類を解説

ポイント投資はされていますか?

ポイント投資とは、実際にお金を投資するのとは異なり、日ごろのショッピングやサービス利用などで貯まった「共通ポイント」をお金の代わりに投資にまわすことができるというものです。

いくつかの証券会社等で提供されていますが、まだまだ知らない方が多いというのが現状のようです。

今回の記事では、ポイント投資のメリットとは何なのか?
また、現存するポイント投資を知り、自分に合ったサービスをどのように選べば良いのか?について解説していきます。

ポイント投資のメリット

それでは、ポイント投資のメリットについて解説していきます。

元手0円からの投資が実現する

日常の消費で貯まったポイントを投資できるため、お金が減ってしまうリスクが無い。そのため、投資初心者でも始めやすい。

ポイントの価値が向上する

ポイントはそのままだと1ポイント=1円の価値のままであるが、投資の成果として、1ポイントの価値がそれ以上になり得る。

ポイントの換金化ができる

ポイントを使って株式や投資信託などが購入できるが、売却した際にはポイントに戻るのでなく日本円になる。

ポイント投資に向いている人と種類を解説

続いて、ポイント投資に向いている人と、投資商品の種類について解説していきます。

ポイント投資に向いている人は下記の通りです。

  • 老後資金に不安がある
  • 家族が増えてこれから消費が増える
  • 投資について気軽に試したい
  • 投資には興味あるけど、投資に使えるお金が少ない

ポイントで投資できる種類は下記の通りです。

  • 個別株が買える
  • 投資信託が買える
  • 暗号資産が買える
  • FX(外国為替証拠金取引)ができる

4大共通ポイントの事例

続いて、4大共通ポイントの事例をご紹介します。

※2021年5月現在

Tポイント

投資信託

【SBI証券】
100円以上で1ポイント=1円分で使用可能。

株式

【ネオモバイル証券】
1株(数百円から)以上で購入可能。
1ポイント=1円分で使用可能。

暗号資産(ビットコイン)

【bitFlyer】
100ポイントから100ポイント=85 円相当で交換できる。

FX

【ネオモバイル証券】
1ポイント以上で1ポイント=1円分として取引に使用可能。

楽天ポイント

投資信託

【楽天証券】
1ポイント1円から利用可能。
ただし、投資信託買付単位は各銘柄の最小買付単位に準じる。(100円以上1円単位~)

株式

【楽天証券】
1ポイント1円から利用可能。
ただし、国内株式の買付単位は各銘柄の最小買付単位に準じる。

バイナリーオプション

【楽天証券】
1ポイント1円から利用可能。

暗号資産(ビットコイン 、イーサリアム、ビットコインキャッシュ)

【楽天ウォレット】
最低100ポイントから1ポイント=1円相当として交換可能。

Ponta

投資信託

【auカブコム証券】
1ポイントから1円単位で使用可能。

dポイント

株式、ETF、REIT

【SMBC日興証券(日興フロッギー)】
100ポイントから購入に使用可能。

となります。

あなたにおすすめの共通ポイント

あなたにおすすめの共通ポイントをご紹介します。

  1. 楽天経済圏をよく使う方は楽天ポイント
  2. ソフトバンク、ヤフーユーザーの方はTポイント
  3. auユーザーの方はPonta
  4. docomoユーザーの方はdポイント

上記のように、ご自身の日常の消費ともあわせて、貯まりやすいポイントは何かを知り使い分けるのがおすすめです。

まとめ

ポイント投資には、証券会社等の口座開設も必要とせず、ポイントそのものが運用され変動するという疑似投資サービスもあります。

それらに対して、実際の金融商品が購入できるのが今回取り上げたポイント投資です。

知っているか知らないかで資産形成に大きな差がつくものです。

「〇〇ポイントカードありますか?」とコンビニやスーパーでの毎日の買い物でもよく聞かれますよね。

『付与されるのはわずかなポイントだし・・面倒・・』と考えて、店頭で提示していなかった方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、将来大きく育つ可能性のある【投資の原資】ととらえると、ポイントを貯めることがより意義のある楽しいものとなりますね。

塵も積もれば山となる。

身近なところから是非、意識してみてはいかがでしょうか。