皆さん、こんにちは。
お金のパーソナルトレーナー鈴木優平の不動産投資コラムです。
今回は不動産投資の管理について、管理会社と自主管理のどちらが良いのか・・メリットとデメリットを踏まえてお話していきたいと思います。
目次
多数派なのは管理会社
不動産投資における賃貸の管理には、管理会社への委託と自主管理の二種類があります。
一般的に働いていらっしゃる方々ですと、不動産投資とは別に、本業のお仕事がありますよね。
急遽入居者さんからご連絡があって対応したりとか、入居者さんが退去される際のお手続きをしたりとか、なかなか迅速な対応が難しい面があると思います。
だから、ほとんどのオーナーさんは管理会社に委託をする形で賃貸経営、マンション経営をしている方が多いです。
もちろん本業に近い形で不動産経営をしている方だと、自主管理を選択することもあると思いますが、自分で入居者さんを募集するのは非常に難しいでしょう。
そのため結局、募集は物件を持っている地元の賃貸仲介会社に依頼しておいて、何かあった時の連絡は自分で対応するといった方法を取らないと自主管理は難しいと思います。
そんな苦労が多い自主管理ですが、毎月支払う委託手数料が不要になるので、その分収支は良くなっていくでしょう。
ただ適宜、なにかあった時に自分で対応していくことが前提になるので、自分で動ける時間がどれくらいあるのかを考えないといけません。
緊急で対応しなければいけない時に動けないと、現実的に自主管理は難しいのではないかと思います。
そのために賃貸管理会社があるので、3,000~4,000円を毎月の賃貸の管理委託料として払っていきながら、ご退去される際の立ち合いや再度募集する際など、全て任せていくのが本来一番多い形でしょう。
民法改正に個人で対応しきれるか
2020年4月1日から民法改正で賃貸などについて色々ルールが変わっています。
募集する上でも、家賃をいくらにするか、お部屋をどの程度直していくかなど、新しい民法改正ルールに基づいた入居者の対応を不動産の所有者がどこまで対応ができるのかは不透明です。
賃貸管理会社でさえも新しい民法改正というのは、最初は非常に戸惑う部分もあるかと思います。
そこも踏まえて、入居者さんに満足していただいて、かつ新しい入居者さんも早期でつけていくようなマンション経営を、ご自身でしっかりやっていけるかがカギになってきます。
ここまでの話をまとめますと、マンション経営で一番大事な賃貸の部分、新しい民法改正などを踏まえて、そこもしっかりケアしてくれる管理会社とお付き合いしていくというのが、本来あるべきベストな姿ではないでしょうか。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回もよろしくお願いいたします。