皆さんこんにちは。
お金のパーソナルトレーナー鈴木優平の不動産投資コラムです。
この記事は、オリンピックがとうとう開催されるという日に執筆しています。
皆さんにご覧いただく頃は、ちょうどオリンピックが閉会されているタイミングになっているかと思います。
そんな今回は、東京の再開発についてお話していきます。
目次
オリンピックと土地の値段のリアル
巷では、オリンピックが決まってからというもの、
「オリンピックが終わったら土地の値段が下がるのではないか」
という声も多く聞こえてきましたが、実際はどうなのでしょうか。
実は、東京オリンピックの開催に向けて、リアルな現場では信じられないほどの値段で土地の取引がされています。
例えば、今までは100という値段で売買されていた土地が、200や300といった高額な値段で取引されているような状況なのです。
いま実際に建てられている高値の物件とは、いったいどのようなものなのでしょうか。
現代は居住用マンションを建設しても、値段が合わなくなってしまいます。
そのため、老人ホーム施設や超高級タワーマンションなどが多く建設されているのです。このようなものが建てられ、価格も上昇している土地の値段が、オリンピック終わったからといっていきなり下がるとは考えにくいですね。
現在建てられている物件とは
具体的にはどのようなマンションが建設されているのか、いくつかご紹介したいと思います。
虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワー
こちらは、2022年に竣工する物件です。
今いくつか公表されている物件は、300平米ぐらいのものが14億2000万円、400平米ぐらいのものですと25億円にもなります。まさに高級物件ですね。
神宮前の某マンション
こちらは一戸60億円の値段がついています。
不動産事業に従事している我々としても「誰が買うんだ!?」とツッコミたくなるような値段なのですが、事業者は当然ターゲットがいるからこそ建てています。
富裕層の方が相続対策のために購入したり、個人ではなく会社所有という形で購入される方もいらっしゃるでしょう。
今は多くの買い手が海外のファンドだったり、海外の資産家が購入している状況も多く散見されます。
このように新たに建設された物件は、建ったと同時にファンドが買っていくため、それが取引を活発させて値段を上げているという見方もできます。
東京都の再開発とオリンピック
今日、タワーマンションが多く建てられている渋谷や桜ヶ丘地区の一体などは、再開発事業の真っ最中です。
東京オリンピックが決まってから、都内各所では様々な整備や再開発が進められてきました。オリンピック以降も、この動きにはさらに拍車が掛かり、東京都がより住みやすい街になっていく未来は決定していると言っても過言ではありません。
もともと東京都は、世界の住みやすい街1位をとっているような都市です。
都市別で見た国内総生産、GDPでみても東京が1位で、2位のロンドンや3位のニューヨークをはるかに超えるぐらいの数値を出してるような都市です。
つまり東京は、「お金を生み出す」という意味では、世界のトップランカーに入っている都市なんですね。
一方で、コロナによって人が出ていくという見方もあります。
しかし、居住用のタワーマンションが建ち、それを購入する人がいることを考えると、人がどんどん減っていくということはなかなか考えづらいでしょう。
価値観が見直される時代をどう生きるか
コロナによって、多くの人が今までの生活や価値観を見直すことになりました。
ご自身の持っているものについて、考えを巡らせた人も多かったかと思います。
たとえば、現金、物、資産。
2024年には新札が発行される予定もあり、タンスの中にしまってあるお金も新しい紙幣と交換する必要が出てくるかもしれません。
紙幣の流通量が増えれば、その資産を何に使うのか、投資すべき価値あるものは何なのかを、多くの人が再考する時代になっていくでしょう。
ぜひ、この記事を読んでくださっている皆さんも、そういった時代の流れを考慮しながら、ご自身の資産をどのような形で持っていくのかを考えてみてください。
その中の一案として、東京の良い物件を持っていただくという選択も、未来を明るくしてくれる方法であると私は考えております。
最後までご覧いただきありがとうございました。
今後もよろしくお願いいたします。