皆さん、こんにちは。
お金のパーソナルトレーナー鈴木優平の不動産投資コラムです。
今回は前回お話させていただいた、「自分の時間を有効活用するための考え方」の続編としまして、「目標との向き合い方」というテーマで、私の会社で管理している不動産のオーナーさんと対談形式でお届けしていきます。
自分の時間を有効活用するための考え方|お金のパーソナルトレーナー鈴木優平の不動産投資コラム目次
振り返りのタイミング
オーナーさん:鈴木さんのお話の中で、「目標に対して今やっていることが合っているか、反しているか見直している」とおっしゃっていましたよね。
私はそういう振り返りをあまりしてこなかったので、ものすごく参考になりました。
鈴木さんの中で、振り返るタイミングは1ヶ月とか1週間とか決めていたりするんですか?
鈴木:いえ、私の中で振り返り自体を定期的に行っているわけではありません。
ただ常に、携帯のメモ機能に、思ったことやアイデアとかを書いて溜め込んでいます。
なにか思いついたらメモをして、ちょっと時間が立って見直してみて「そうでもないな」とか「これは誰も使わないだろう」と感じたものは消して、といった感じでメモのアップデートとデリートを繰り返しています。
定期的に振り返るのではなく、思いついた瞬間にアップデートしてブラッシュアップしていくといった感じですね。
目標を立てるときのポイント
オーナーさん:効率よく時間を使うために目標を立てることの重要性をお話ししていたと思いますが、目標を立てる時に意識していることはありますか?
鈴木:営業マンの時はわかりやすく営業成績などの数字を目標としていたのですが、今はちょっと違いますね。
というのも今は、明確な数字として表せない色んな指標があるので、そのそれぞれの点が繋がっていき、10年後、20、30年後に振り返ると3Dのグラフィック化がされたような状態になるイメージだからです。
なので最近は目標というよりは特にシナジー(相乗作用)を意識しています。
ただ、期限は明確に「何年後までにここまでやる」というのは決めていますね。
しかし、個人の目標以外にも会社として経営の数値目標など、いろんなゴールがあるので、それぞれがそこに向かっていくことが大事です。
私自身はポジティブな性格なので、常に頭で細かく振り返りと改善を繰り返しているので、終わってから後悔するということは基本的にはありません。
もし失敗するようなことがあっても、自分の伸びしろだと思っているので、後悔をしないで確実に突き進んでいるという感覚があります。
資産運用のベストアンサー
オーナーさん:無駄なことをせずに最短で資産を増やしていきたいとは思っているのですが、自分の目標に対して、今は何に取り組むのがベストなのか、答えが見つけられません。
そのうまい見つけ方について、なにかアドバイスをいただきたいです。
鈴木:目標の年数と資産から逆算してみて、今取り組んでいる投資の平均利回りを達成できるなら、そのまま堅実なリスクヘッジをしながら実践していけばよいと思います。
もし逆算して達成できないのであれば、投資の金額を上げたり、利回りを上げたりなどの努力をしてポートフォリオのバランスを整える必要があると思います。
あと、オーナーさんの場合はパラレルキャリア(スキルアップや社会貢献を目的とした非営利目的の活動)を活用して収入を増やしたり、お金を増やすための手段ももっと増やしたほうが良いと思います。
今は残業の規制や週休2日制と休みの時間が非常に多いので、この時間を上手く活用して、投資などで生産性をどうやって上げていくかを考えてみると、良いですね。
世の中のいわゆる大企業の社長や創業メンバー、若くして成功を収めている方は、悠々自適に生活しているように見えますが、最初の頃にものすごく働いて結果を残しているんですよ。
将来にそういう淡い期待を抱いているなら、まずはテレビやYouTubeを見るのをやめたり、意味のない付き合いに費やす時間を極力減らしたり、自分自身にとってプラスになる行動を選んでみてはいかがでしょうか。
最初からできないと諦めて、全く何もしない成功確率0%よりも、やってみて1%、0.1%でも成功する確率があるのなら、まずは挑戦することが大事だと思います。
特に今の時代は競争社会なので、スキルがない人はどんどん置いていかれ、受け身の状態でお金持ちになるなんてことはまずありません。
人は崖っぷちに立たされたときほど必死に考えられるのですが、そこまで追い込まれていない限りなかなか実感が沸かないかもしれません。
しかし、将来の不安を解消したいと本気で思うなら、投資などで資産の運用も視野に入れつつ、今まで取り組んでこなかった行動を起こしていくことで、本当の意味で有効な時間の活用ができると思います。
明確な解決策とまではいきませんが、参考になればと思います。
まとめ
本日は対談形式でお届けしました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回もよろしくお願いいたします。