皆さん、こんにちは。
お金のパーソナルトレーナー鈴木優平の不動産投資コラムです。
新年、あけましておめでとうございます。
今年も皆さんに不動産にまつわる有益な情報をお届けしますので、
どうぞよろしくお願いいたします。
さて、2020年はコロナで始まりコロナで終わった1年でしたね。
今年もコロナというものが軸となって、社会や経済が動く1年になるかと思います。
そこで今回の記事では不動産投資関係の注目すべき指標も含めて、
今後の展望をお話ししていきます。
目次
2021年の不動産市場
よくお客さんから、「今年の不動産の価値は上がる?下がる?」といった質問を受けます。
やはり不動産を持っている方だと、利益になるのか。損になるのか。
ここが一番気がかりですよね。
結論から言うと、私は「価値は下がらない」と思います。
これからその理由を順を追って解説しますね。
まず、普段皆さんが見ている物件情報は、
既に建物が出来上がっている物件がほとんどです。
建物が完成から逆算すると、その2年前から土地の仕入れが始まり、
その仕入額によって物件の値段も変動していきます。
私が2020年に不動産はどうだったかと言うと、
土地の価格はもちろん、
建物を建てるための建築資材や建設費用なども全く変わりませんでしたし、
中には上がったものもありました。
実際に土地の開発をされている不動産会社(デベロッパー)の方と
お話する機会があったのですが、
2020年はなかなか仕入れが高くて買いにくかったとお話されていました。
このことから、2021年・2022年に出される物件も、
原価から考えると値段が下がることはないと考えられます。
不動産の価値が下がらない理由とは
それではなぜ、仕入額が下がらず不動産販売が好調なのか?
私なりに分析した結果、
カナダや香港などの海外ファンドが数百、数千、数億の単位で
取引しているからだと判明しました。
デベロッパーの中には、
海外ファンドに高値で売ることを目的に物件を作っているところもあり、
コロナの感染拡大による影響はなく、この先1~2年は下がりはなさそうです。
皆さんがこの状況で考えるべきポイントしては、
不動産の価値が落ち着いてきた時のことを考えて、
不動産投資は自分に適した投資ポートフォリオなのか改めて振り返ってみることです。
やはり個人の資産状況や他の投資の状況を鑑みて、
無理のない範囲でポートフォリオを組むことが、
長く投資で利益を得る方法だと思います。
不動産投資が自分の投資ポートフォリオが効果的なのか?
リスクヘッジとして有用なのか?ぜひ考えてみましょう。
コロナの2020年で日本を含め、世界中が大量の紙幣が刷られていることから、
これから起こるインフレを念頭に考えるべき時代だと思います。
私としては、実物資産である不動産をポートフォリオに加えるのも、
1つの有効な選択ではないかなと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
次回もよろしくお願いいたします。