部屋を決めるべきポイントとは?|お金のパーソナルトレーナー鈴木優平の不動産投資コラム

皆さんこんにちは。
お金のパーソナルトレーナー鈴木優平の不動産投資コラムです。

今回は「入居希望者が部屋を決めるべきポイントとは」というお話をしていきたいと思います。

皆さんは、入居者として賃貸のお部屋に住まわれたことはありますか?

住まわれたことのある方は、その物件を探す時、ご自身でどういう優先順位で物件を探したのかというのを覚えていますか?

実は今回のテーマで重要なのが「物件を選ぶ優先順位」なんです。

入居希望者が、物件を選ぶ時の優先順位「1番」と「2番」

優先順位
例えば、大手町の会社に通われているOLさんが賃貸の物件を探しているとします。

彼女の立場で考えてもらいたいのですが、どんな優先順位で物件を選ぶと思いますか?

優先順位1番目にきやすいのは「場所」です。

大抵の場合、大手町に通いやすい沿線、もしくは近い距離のエリアで物件を検索し始めます。

それでは2番目に優先することはなんでしょうか?

それは「この家賃だったら払える」という家賃の上限です。
その上限で入居可能な物件に絞られていく形になります。

場所も家賃も含めて、いいなと思う物件があれば、この時点である程度の入居者希望者は住むのかどうかというのが決まります。

後は、間取りは確認しに行くぐらいのもので、よっぽど変な間取りじゃなければ、ほとんどの場合はこれで決まるでしょう。

このように物件を探す人には、ある程度「入居をする上での優先順位」というものが設定されており、ここがクリアできていれば、すぐに決まりますし、クリアできていなければ悩むわけです。

今回は「優先順位1番目 場所」「優先順位2番目 家賃」でしたが、多少会社から遠くても家賃を抑えたい、という場合であれば、1番目と2番目の順番は逆になったりもします。

優先順位の「3番」は、人それぞれ

個性
また「どうしようかな」と迷っているところで優先順位3番目の条件が出てきます。

一般的には、間取りが多いのですが、物件自体の外観が気になる方、周辺のコンビニやスーパーの位置を気にする方、どうしても宅配ボックスが付いていないと嫌という方、浴室乾燥機が無きゃダメという方、こんな具合に3番目の優先順位は人それぞれです。

とはいえ、優先順位の1番2番である「場所」と「家賃」でだいたいの方が決めてしまうので、そのポイントをおさえておけば、まずは大丈夫です。

そして、その中でもより住みたいなと思ってもらえるような物件が最終的に選ばれるわけです。

例えば、浴室乾燥機等の設備も付いている、という条件を兼ね備えているような物件があれば、実際に入居者さんが現地を見たうえでも住みたいと思っていただけるような物件になります。

ですが1つ、皆さんにお話したいのは、自分が住みたいと思う物件がイコール入居者希望者が望む物件ではない、ということです。

重要なのは「普通」であること

普通
やはり皆さん、年齢、性別、色々あると思うのですが、住む方も千差万別、あなたの価値観と同じという人はなかなかいません。

なので、大切なのは客観的に見て、住みたくなる物件である、ということになります。

つまり、場所も家賃も一般的なマンションで、一般的な間取り、これが一番良かったりするわけです。

よほどのことがない限り、一般的でスタンダードな、よくある間取りだったら無難に選んでいただける、というわけです。

ただし、バストイレが別になっていない、といった場合は、女性の方は、検索から外してしまう場合も多いそうです。

また、単身者の方の場合、飛びぬけて「このマンションじゃなきゃ嫌だ」「ここだから住みたい」というほどの好き嫌いは少ない印象です。

例えば、家族で住まわれる方の場合、家族みんなで住むので「これがいい」という明確なこだわりがあったりするものです。

ですが、単身者の方の場合、家が「寝に帰るための場所」という風になってしまうことが多く、そういったパターンであれば、確かに、細かいことなどどうでもよくなってしまうのかもしれません。

ただし、今はコロナの状況で、自宅でリモートワークをする方も増えてきています。
そういった理由で、少し駅から離れていても、静かなお住まいを希望されるという方も非常に増えてきました。

そういった観点で賃貸を探す方もいるわけですが、あまり意識しすぎてしまうと、それもまた、個人的な好みや主観が入ってきて不動産投資を客観的に見られなくなってしまう可能性があるのでご注意ください。

まとめ 入居者を増やすポイント

満室
まとめとしては「入居希望者が賃貸を決めるポイントとは」優先順位の1番目と2番目である「場所」「家賃」というものが、しっかりハマっていること、そして、一般的なマンションで、一般的な間取りが選ばれやすい、ということです。

このポイントをしっかりと理解していれば、入居者を増やしていくことが可能になりますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。
次回もよろしくお願いいたします。