9月末に発表された、NZ政府による、特別永住権取得の申請ができることになったというニュース。
このニュースは、長年苦労して勤務してきた人にとって朗報となりました。
目次
ニュージーランドの特別永住権とは何か?
条件や申請期間
特別永住権取得については、具体的な条件や、申請期間も発表されています。
既に申請を行っていた人は12月1日より、その他の人は2022年3月1日から申請が開始されます。
7月末までが締め切りで、1年以内に許可が下りる予定になっています。
政府にとってのメリット
この政策によって、ニュージーランド政府は人材を確保することができます。
コロナ禍の中で海外へ戻る人が増えたり、海外から入国できない人が減ったりすることによる人材不足を補うことが可能となるためです。
しかしこれは簡単なようで、条件が全て合致しているのか、個人がそれぞれ状況を把握することはなかなか大変です。
申請予定の人達は、ビザコンサルタントに相談して、まさに人生をかけて行動されています。
最近よくあるご相談
そんな中、近い将来家が買える時期がやってきます。
どんなことを用意すればいいのか?
具体的にいくら資金を用意すればいいのか?
将来のマイホーム購入計画の第一歩として、お問い合わせを受けることが増えてきました。
そもそも、皆さんどうしてニュージーランドに来られたのでしょうかね?
私がニュージーランドを選んだ理由
私の場合は、子供の頃から海外移住を漠然と考えていました。
そして、社会人になって海外での仕事ができる環境を作り、縁あってニュージーランドの地を踏むこととなりました。
ニュージーランドの印象
はじめは外国=アメリカというイメージでしたので、アメリカによく行き、街の様子を散策して、どこの街で住むことができるだろうかと模索していました。
ところが、ニュージーランドと巡り合い、同じ英語圏、でも、人が暖かい。せかせかしていなく、時間がゆっくり流れる、適度に都会、適度に田舎・・・と思ったのでした。
そこからは、ニュージーランドに注目し、スーツケース一つ持ってオークランドにやってきました。
実際には、折り畳み机とハンガースタンドの箱2つ抱えて空港へたどり着きました。。。
当時、私の住むオークランドはニュージーランドの商業都市で都会、物も豊富に販売されていますが、何もかも大きかったのです。
コンパクトサイズのものがなく、狭いアパート暮らしに役に立つ、折り畳み式テーブルが重宝すると思い、日本から抱えて行きました。
チェックイン時のできごと
余談ですが、当時空港係員だった人がチェックイン時「あなたの荷物は重さオーバーです。追加料金払って下さい」とオークランド空港で言われました。
これは、今度NZにあって、日本にないものを日本へ持ち帰る時。
確か当時のお金で、日本円にして3万円くらい追加料金がかかると言われたのですが、え~そんな払わないといけないのか・・・なんとかなりませんか?
日本の家族・友人にNZのお土産を沢山持って帰ろうと思い、重量オーバーのこと眼中になかった・・・
この品を放棄して託す人は空港にはいないので、何としてでも日本へ持って帰らなければならない・・・と話すと、この係員の人はこう言ってくれました。
「わかりました。今日は特別に1万円だけ払って下さい。そして、一部手荷物にして、飛行機に預ける品の重さを調整しましょう。」
こうして私は1万円だけ払って、機内へ無事搭乗できたのです。
このことは私の人生で忘れられない出来事となりました。
25年以上経ちますが、鮮明に覚えていて、その係員の人の顔も覚えていました。
KIWIですが、日本語が堪能な方でしたので、余計印象に残りました。
嬉しい再会
そんな移住初期から5年くらい経ったあとでしょうか?
なんと、あるパーティーでその方と再会。
早速声をかけると、あ~そういうこともありましたかね・・・と言われ、空港での出来ごとはその方にとって似たようなことがあるので、私とのことは覚えていない様子でした。
でも、助けてもらった人のことは忘れられない私・・・。
その再会から、また、10年くらい立ち、ジャパンディーのお祭りで不動産情報のブースを出していた時に、その方が来て下さり、「お元気ですか? がんばっていますね!」と声をかけていただいたのです。
今度は覚えてくれていました。
オークランドの世間の狭さを感じる一例です。
・・・とお話が脱線してしまいましたが、順を追って次回、ニュージーランドの生活ぶりをご紹介していきたいと思います。
ニュージーランドの生活について|一色良子のニュージーランド移住日記 ご挨拶と自己紹介|一色良子のニュージーランド移住日記