前回は、今後何かしらの経済ショックが起こるのではないか、について少し触れさせていただきました。
そこで今回の記事では、今後、万が一経済ショックが起きて大きな下落局面にあたった時の投資との向き合い方についてお話したいと思います。
一体どのように対応していくべきなのか、自分が考えている想定を早速お伝えします。
目次
買い増しをする
万が一経済的ショックが起きて大きく下落した場面が出た際は、さらに少し買い増しをする形がいいかと思います。
調整局面が来た時も、自分のリスク許容量の範囲内で済むようにしたほうがいいかなと思います。
中級者、上級者で既に何らかの運用をしているかたは、これから利確や損切り、見切りをつけることで、少しずつキャッシュポジションをいつもより増やしていくことを心がけていくべきかと思っています。
初心者にありがちな、投資を続ければ続けるほどキャッシュポジションが無くなり、全てなんらかの投資商品や金融資産にまわることが多くなりますが、このような時にリーマンショックのような大きな調整局面が来ると、資産の大部分を減らし、レバレッジをかけている人であれば強制決済が起きるケースもあります。
強制決済が起きなかったとしても、メンタルが保たずに自ら損切りをしてしまうことがあるでしょう。
損切りは場面によっては必要な行為ではありますが、明らかに極端に一時的に下げすぎた場合は、必ず戻しの場面が来ます。
この戻しの時にポジションをすべて決済していて、結局恩恵を受けられなかったというかたが初心者によくあります。
また、中級者、上級者で既に運用をされているかたに関しては、この年末から年明けくらいの間にある程度のポジションをキャッシュポジションに戻すことが必要かなと思います。
その際に、全てのポジションをキャッシュポジションにする必要はありません。
全てのポジションをキャッシュポジションにする必要はない
全てのポジションをキャッシュポジションにする必要はない、といのも、もしかしたら何もない可能性もあるわけです。
あくまで現在のコロナや、インフレの状況、中央銀行をはじめとした経済施策の対策をみたときに、なんとなく後手にまわり経済的に大きなリスクが生じているというところなので、
これが予想に反して上手くいき、結果何も無いこともゼロではありません。
どっちの場合になっても良いように少しの運用は続けておく、万が一、いま持っているものが大きく下がった際には過度に反応せず、無駄に損切りせず、しばらく持ち続けることが
答えとしては良いかと思います。
投資信託について
最後に、投資を始める、今やっている中級者、上級者でも、銀行や証券会社が発行している投資信託を買っているかたが一定数いるかと思います。
僕は、個人的には投資信託はあまり好きではありません。
なぜならば投資信託とは、結局アメリカのS&B500や日本の日経平均に連動した投資信託や何かしらの分野、例えばエネルギー系の投資信託など、何でもそうですが、何らかの金融商品を間接的に買っているからです。
つまり、皆さんがある銀行の投資信託を買った際は、銀行はその投資信託の資金を基にETFや株を買いに行きます。
そのため、皆さんのお金は市場に流通している何らかのETFや株式に分散されているだけということです。
つまり、これは無駄に金融機関にお金を払っていると一緒なため、投資信託というのは管理手数料が乗ってきます。
それであれば、僕が考える最善の方法としては、自分で分散投資をすればいいと言うことです。
分散投資と言われてもとおっしゃるかたもいらっしゃると思いますが、今は外資系の証券会社、オンラインの証券会社が沢山あります。
例えばIG証券、サクソバンクなど様々な外資系の証券会社が出て来ます。
日本でも口座開設が出来るので、そういった所で口座開設をすることで世界中の株式が買えますし、世界のETF、上場投資信託なども数千円、数万円から買えるものも沢山あります。
結局は投資信託を通して買うだけなので、それであれば、自分で買うほうが手数料も低く良いです。
これから投資を始めたいかた、もしくは中級者でそういったものを中心にやっているかたは
ぜひ始めは数千円、数万円の最低からでいいので自分でやってみてください。
まとめ
いかがでしたか。
これから数年の間に、個人的には何らかの調整局面が来ると思っています。
その局面で個人投資家としては拾いたい、その時に株式を買いたいと思っていますので、ぜひ皆さんはキャッシュポジションを持つことを頭においていただき、下落が起きないことも考え一定数は買っておく形の投資をしていただきたいと思います。
投資との向き合い方については以上になりますが、引き続き資産運用に関して、面白い情報を記事でお伝えしていきたいと思いますので、次回記事も楽しみにしていてくださいね。