サヤ取り実績|3月6日~3月19日

こんにちは、池田です。

私が実際に行ったサヤ取りの実績をお見せしていきたいと思います。
それでは早速ご覧ください。

取引実績

実績

以上が、3月6日~3月19日の間に手仕舞いした銘柄ペアと、新たに仕掛けをした銘柄ペアになります。

期間 手仕舞い11ペア 仕掛け中20ペア
20250306-20250319 +331,760円 +338,400円

株式投資をファンダメンタルズ分析に基づいて投資をする方がいます。

これは株式投資においては王道のやり方で、
企業価値の将来性を見極めて投資をするものです。

一般的には、会社四季報や会社のIRを使って
情報を精査するというのが一般的なやり方でしょう。

上場企業などは、IRや決算内容なども一般に公開されているのですが、
それだけで全ての本質が見極められるとは限りません。

好業績予想銘柄に投資すれば誰でも儲かるはずですが、
実際にはそのようになっていない現実は多くの投資家が知るところです。

ファンダメンタルズにおいては、
株価と企業業績の間に6ヶ月から9ヶ月のタイムラグがあると言われています。

株式市場はファンダメンタルズをベースに変動するものの、
短期的な変動は情報や材料などにより変動しやすいものです。

さらに心理的要因も株価変動に影響を与えます。

どこに潜在的なリスクがあるのかを、
一般の投資家が見極めるというのは、非常に困難になっています。

過去の事例から、特にリスクサイドの見極めは
難しいということが分かっています。

株価の乱高下はファンダメンタルズだけでは
判断できない外部的要因が大きく影響します。

やはり、投資世界は内外のあらゆる要因が複雑に絡み合って
市場を形成していくもので難しいのです。

サヤ取り投資は、予期できないリスクも含めて
ヘッジして投資ができる手法です。

もともと、企業のファンダメンタルは全く評価せず、
企業の動きに大きく作用されることもありません。

私自身、何より信用できるデータというのが
実際の株価そのものだと思っています。

株式投資を実践していると、どうしても
「明日は上がるだろうか、下がるだろうか」と気になります。

しかし、どのように考えても答えは出てきません。

わからないことをいくら考えても正しい答えは出てきません。

明日のことは考えず、現在の数値で判断・決断すべきです。

企業価値を本格的に分析するのは非常に難しいですが、
株価の動きを分析するのは、そんなに難しい事ではありません。

企業価値を見極めなければいけない難しい投資よりも、
株価を基にした投資の方が、よほどシンプルで分かりやすいのではないかと思います。

今回も取引の一部をチャートでご紹介しますので、
参考にして頂ければ幸いです。

【2607不二製油×3762テクマト】 +126,500円

サヤチャートは、サヤのかい離(サヤの平均値からどれだけ離れているか)を表示しています。
さや取り達人では2銘柄のサヤの平均値を算出しています。

このサヤの平均線を境に、黄色の棒グラフが伸びたり縮んだりしています。
山または谷に伸びている時がサヤのかい離した状態です。

【8595ジャフコ×4114日本触媒】 +471,000円

サヤがかい離したところで仕掛け、平均線に戻ったところで手仕舞いするのが基本です。
(サヤの縮小で利益を得ます。)

仕掛けとは:一方を売って一方を買います。
手仕舞いとは:反対売買をして決済をします。