こんにちは、鈴木優平です。
この記事では、金利変動のリスクと具体的な対策案についてお話します。
金利変動のリスクに備えるための具体的な策
世界的に見ても日本は金利が低く、融資を受けるメリットがたくさんあります。
しかし金利が低い今だからこそ、将来的には上がっていく可能性もきちんと考えた上で融資を受けていただきたいと思います。
たとえ10年20年かけて金利が1%、2%と少しずつ上がったとしても、上昇した金利分が上乗せされていくため総額で考えると負担額はかなり増えます。
その可能性も含めて「自分は無理なく返済していくことができるのかどうか」ここをしっかり考えて融資を受けることが1つのポイントになります。
当たり前のことを言うようですが、金利の上昇は「借り入れている金額」にダイレクトに影響します。
つまり、金利が低いうちに可能な限り借り入れ額を少なくする。
「繰り上げ返済をする」という事が大事なんですね。
例えば物件の購入で、2,000万円の借り入れがあったと仮定しましょう。
本来であれば10年で1,700万円までしか返済できないところを、家計の中から少しずつ捻出し毎年繰り上げ返済をすることによって、1,000万円ほどまで借り入れ額を減らすことも可能です。
この状態で多少金利が上昇したとしても、月々の負担に関しては繰り上げ返済した分で減らしていますのでほとんど金利変動の影響を受けません。
むしろ購入より金利が上がったとしても、実質ご自身の負担というのはほとんどない状態です。それどころか、プラスの収入が入ってくる運用を目指せるような形になります。
計画的な繰り上げ返済というご自身の自助努力によるところが大きいので、こちらを意識していただきたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。