不動産投資の体験談|お金のパーソナルトレーナー鈴木優平の不動産投資コラム

皆さん、こんにちは。
お金のパーソナルトレーナー鈴木優平の不動産投資コラムです。

今回は不動産投資の事例紹介、具体的なモデルケースのように過去にあった事例を紹介していきたいと思います。

今までも何百人というお客さまとお付き合いしてきましたが、その中でいただいたお話で印象的に覚えているものをお話していきます。

モデルケース1

1人のモデルケースの方ですが、当時お付き合いさせていただいていたときは42~43歳で、東京の大学に勤務されている先生でした。

奥様も学校の先生で、各々3件ずつ、ご夫婦合わせて計6件の物件をご購入していただいており、もともと預金がだいぶ貯まるような方だったので「他に投資の振り先もないので、繰り上げ返済していきながら早期完済して、退職する67歳くらいまでに完済をしていきましょう」という話をして、スタートしました。

先生のところには色々なお話が舞い込んできていましたが、そんな中、中国で講師しませんか?というようなお話が舞い込んできたんですね。

上海の大学から声がかかり、収入が日本の大学よりも倍くらいになるということで、実際に中国に行かれてそこで10年くらい働いていらっしゃいました。

そのお客さまから電話がかかってきて、「鈴木さん、今上海で働いているのですけども、お伝えしたいことがあって…」「なんですか?」とお話を聞いたら、以下のようなことをおっしゃったんです。

「日本でずっと働いていて老後は年金を受け取ろうと思っていたが、自分は大学院を出て、大学の先生になったのも30歳近くで、働き始めてからすぐ中国にも来てしまって日本に年金をほとんど納めていないので、年金としてもらえる金額がほとんどない。

中国で働いていて年収は高いのでそのまま中国にいようと考えていたが、子供は現在東京の学校にいるので、東京に行きたいという気持ちもある。

そこで、日本で所有している不動産をちゃんと繰り上げ返済すれば、6件全て合わせて毎月50万円くらいの収入になるということが明確に見えた。

ずっとローンの返済もしていたが、ローンがなければ毎月50万円くらいの収入になるというのが、事実としても感触としても掴めたので、これを完済した暁には、実際に東京に帰って子供達の近くに住み、収入が減ってしまうかもしれないが、日本でやりたい仕事をしようと思う。

年金がない、収入源もないというような状況だと、子供の近くにいる選択よりも中国で働いて高収入で生活するという選択を取るしかなかった。

しかし当時、鈴木さんとお付き合いいただけたことで、そういう新しい選択を取れたのも、今思うとものすごくありがたく感じている。」

というお言葉をいただいたんですね。

「あぁ、こんなふうにお客様の人生に新しい選択肢を生むこともできるなんて、不労所得の力ってすごいな」と感じた事例の一つですね。

モデルケース2

もう一つのモデルケースは工場に勤務されていらっしゃる方です。

とにかく仕事、仕事、仕事で商談の場を用意するのも難しいような方で、奥様はバスガイドをされていて、お子様も小さいご家庭でした。

奥様はキャッシュで1件購入してくださって、旦那様はローンで2件購入してくださいました。

3年くらい経ったときに奥様から「主人が倒れて入院している。過労で倒れて植物人間状態だ」というご連絡があったんですね。

その際に、不動産の保険がついているので、万が一亡くなったときにはローンがおりるという、不動産投資ローンの保険のお話をしたところ、「そういうコンタクトを保険会社には何も取っていない」とおっしゃいました。

植物人間になると、団体信用生命保険がおりるので、お医者さんの診断を保険会社へしっかり提出するべきです。

このケースでは、旦那様が持っていた2件の不動産の借り入れが、3年ほどしか経っていなかったので、4000万円~5000万円くらいあったローンが全部チャラになりました。

奥様としては正直、旦那の収入がメインだったので、それがほとんどなくなってしまうことが見えていた中で不動産の家賃収入があるというのは、大きかったと思います。

もちろん奥様も働いていましたが、家賃収入がお子様もいらっしゃる家系の支えになったんです。

当時私は、「そのまま家賃収入を取っていただくことももちろん可能ですし、売って数千万円の現金に変えることもできますが、どうしますか?」というお話をしました。

すると奥様は「主人が選択して買ったものだから、形見じゃないけど売らないで一生もっておく」とおっしゃったのを聞いて、何だかすごく感慨深いものがありましたね。

旦那様も非常に大変な状態でしたが、不動産を持っていたということをとても前向きに捉えていました。

奥様はローンを組むことにかなり抵抗があって、現金で購入されましたが、旦那様はローンを組むという決断をしていただいたんです。

結果的に現金で4000万円、5000万円を払って購入した不動産が、ほとんど0円で不動産を2件購入できた格好になるので、「こういう効果があるということを当時言っていたのだね」というお話をしました。

不動産購入のメリットが直接的に働いて、家計に大きな収入をもたらしたというのは、お客様に非常に貢献できたなと感じました。

もちろん他にも様々な事例がありますが、長くなってしまうので、またどこか違う機会にお話させていただければと思います。

皆さまの参考になれば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。