こんにちは、鈴木優平です。
今回は、「中古物件の資産価値を高めて売却する方法」についてお話していきます。
目次
最もシンプルで簡単な方法とは
中古物件の価値がどのように算出されるかを知っておくと、資産価値を高めて売却する方法が分かりやすくなるので、まずはその仕組みを解説しますね。
あくまで投資用としてですが、中古物件の価値は、「どれだけ家賃を取れるか」で決まります。
例えば、8万円の家賃が取れる物件と、9万円の家賃が取れる物件では、当たり前ですが後者のほうが価値が高いです。
ということは、8万円の家賃が取れる中古物件を購入して、5年後や10年後にその物件を売ろうと思ったときに、9万円の家賃が取れる状態になっていると、資産価値が上がったといえるわけです。
この理想的な流れを実現させるには、何に気をつけたらいいのか。
ここで気をつけるべきは、
「中古物件を購入する時点でちゃんと相場に見合っている、もしくは相場より安い家賃で入居者さんがついている物件なのか確認する」ということです。
例えば、中古物件を購入する時点で、相場より高い家賃で入居者さんがついているとします。
問題は、その物件を売るときです。
売るときは相場に適した家賃で売却しないといけない、ということが当然起こりえます。
すると、資産価値を高めるどころか、むしろ買ったときよりも安い価格で売らないといけない。
そんなことを避けるためにも、家賃を上げられる見込みや伸びしろがあり、資産価値を上げやすい中古物件を購入するのがいいでしょう。
これが、中古物件の資産価値を高めて売却するための、最もシンプルで簡単な方法です。
資産価値を高めて売却する様々な方法
それ以外にも様々な方法があります。
中古物件を購入する場所にもよりますが、東京であれば新しい駅ができたり、再開発で複合施設ができるなど、開発状況も資産価値の変動に大きく影響します。
新しい大学のキャンパスができるなんてことも当然ありますよね。
そういった開発が行われ、人が集まってくると、家賃相場は上がる傾向にあります。
そのため、開発が進みそうなエリアの中古物件を選ぶというのも、資産価値を高めて売却する方法の1つです。
また、築20~30年経っている物件でも、家賃が購入時と比べて上がっているケースがあります。
これは、リノベーションをしているからですね。
リノベーションといっても、ワンルームであれば500万円も1000万円もかかりません。
例えば100万円、多くても200万円をかけてリノベーションして、ものすごくオシャレなお部屋を演出して賃貸を募集すると、もともと家賃7万円だった物件が9万円、もしくは9万円台後半で貸せるなんていうことが実際にあります。
家賃が2万円~2万円台後半まで上がっている物件となると、資産価値が数百万円上がることも少なくありません。
つまり、リノベーションにかけた費用以上に高い価格で、資産として売却できるのが不動産投資なのです。
ここまでお伝えしたことをまとめると、
- 購入時の価格から、売却時の価格を想定しておく
- 再開発も見込んで物件を購入する
- 将来的にリノベーションを考える
中古物件の資産価値を高めて売却するには、上記のような3つの方法があります。
今回お伝えしたポイントを意識して中古物件を購入すると、非常に良い結果になりやすいかなと思います。
皆さん、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回もよろしくお願いいたします。