こんにちは、鈴木優平です。
今回は、「国内不動産のエグジットの最適なタイミング」についてお話しします。
目次
不動産投資における「エグジット」とは?
不動産投資における「エグジット」とは文字通り”投資の出口”つまり売却や手放すタイミングのことを指します。
投資をどのタイミングで切り上げてどう着地させるか、という最終的なプランと言えますね。
株と同じく、そのときの市況なども影響するので「このタイミングが一番お得ですよ!」と断言するのは難しいかと思います。
今回は、不動産の評価方法のひとつである「収益還元法」について簡単に解説していきます。
「収益還元法」とは、実際に得られる収益性をみて売りの値段(国内不動産の価値)を決める評価方法のことをいいます。
この評価方法の場合、購入したときから家賃が変わっていない(=収益性が変わっていない)物件であれば、実際に買ったときの値段に近い値段で売りやすい。つまり、仮に借入残高分を家賃収入でペイできていなくてもがあ、物件を売ることで元手は取り返せるということです。
自分が納得のいくタイミングで切り上げるのがベスト!
実際に物件を保有し家賃収入が入り続けるとしたら、その分返済に充てられるため借入の残高は毎年減らすことができます。
例えば、家賃収入が10年で700万円、20年で1500万円と入っていけば、その分借入残高も減らしていけます。
ただ注意しなければいけないのは、物件によってはその過程で家賃が変わる可能性もあるということです。
不動産持ち続けている中で価値がずっと変わらないかもしれないし、もしかしたら下がる可能性もあるでしょう。
そこで、その時の家賃収入と収益還元を鑑みて、自分が満足のいく金額に落ち着くタイミングなのであれば、そこを「エグジット」として不動産投資を切り上げる。
これも選択肢の1つなんです。
結論、国内不動産のエグジットというのは「ここが最適」という明確なタイミングがない分、ご自身の一番納得のいく条件がそろう時こそがベストタイミングなのです。
そして、不動産はやはり家賃収入を得てなんぼのものなので、売却エグジットというのはひとつのオプションとして考えていただくのがよいかなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。