こんにちは、鈴木優平です。
今回は「利回り」についてお話ししていきます。
みなさんも当然、不動産を考える際には利回りというものを認識されると思いますが、よくネットなんかで出ている利回りは、いわゆる、表面的な利回りのことを指します。
この表面的な利回りというのは、実はみなさんの投資収益に直接入ってくるものではありません。
ちょっと勘違いしやすい利回りの正しい見方、考え方について、私の考えをお伝えしていきますので、参考にしていただければと思います。
実質利回りの考え方
利回りを考える際に表面的な利回りではなく、実質利回りを考えることが重要です。
例えば10万円の家賃が取れる物件があるとします。
表面的な利回りであれば、10万円と計算するのですが、実質利回りは10万円利回りから管理費や修繕費、その他何かしらの費用が引かれ、実際にみなさんの手元に入る収益のことを指します。
このように、実際の収益を考えて、みなさんは利回りを考えたほうが良いと思います。
ただ、私たちがメインで紹介している東京都心の不動産で実質利回りを見ると、東京の不動産では現在中古マンションでも、大体4%くらいで利回りが高いと言われています。
これを銀行の預金と比較すれば、非常に高い利回りと感じるかもしれませんが、地方のアパートと比べると非常に低い利回りになります。
この辺はみなさんがどう考えるかで意見が分かれると思います。
もし、「手堅く資産形成して行きたい」「そこまでリスクをとって、不動産投資をやりたくない」という方であれば、実質利回りとして4%を取れている東京都市の不動産が濃厚な選択肢の1つになると思います。
以前にもお話しましたが、東京都の実質利回りが低いというのは、あくまで日本国内で比較した場合の話です。
先進国の主要都市のニューヨーク、サンフランシスコ、ロンドン、香港、シンガポールですら、実質利回りが2%を超える国はほとんどありません。
このように世界の主要都市と比べれば東京の実質利回りは非常に高く、実際に多くの海外の方が東京の物件を買っています。
ただ井の中の蛙という言葉通りで、日本国内だけで比較すると東京の物件は物価が高い印象ですが、実質利回りを海外と比較すると印象はガラッと変わりますよね。
このようにどこと比べて高いのか、低いのか・・1つの観点だけではなく多角的な観点を持つことは、他の投資にも参考にしていただけるかと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回もよろしくお願いいたします。