こんにちは、池田です。
新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
それでは早速、私が実際に行ったサヤ取りの実績をお見せしていきたいと思います。
目次
取引実績
以上が、12月3日~12月16日の間に手仕舞いした銘柄ペアと、新たに仕掛けをした銘柄ペアになります。
昨年の株式市場は、新型コロナウイルスに振り回された波乱の一年だったかと思います。
感染拡大にも依然強い動きをしている株価ですが、サヤ取りは、一進一退の展開となりました。
相場全体の動きには左右されないサヤ取りですが、昨年は後半から、過剰流動性相場の影響を受け、市場効率化の働きが、うまく機能しなかった極めて稀な年だったかと思います。
結果的に株価は大きく値上がりしましたが、この相場を予測するのは難しかったでしょう。
株価が右肩上がりの時は、片張りで容易に利益が出ますが、サヤ取りの場合は、物足りないと感じるかもしれません。
投資スタンスには千差万別ありますが、リターンの追求もさることながら、リスク管理にウエイトを置くことが大切だと思います。
必ず儲かるという投資はありませんが、一定のリスクを抱えた上で、その投資法をどこまで信じ切れるかが鍵になってきます。
どのような状況にあっても、決めた投資ルールを守り続けることが重要です。
サヤ取りでは、取引の銘柄ペアは東証一部の全銘柄の中から、独自のロジックで最適なペアを自動抽出しています。
仕掛けルールは、できるだけ相関係数が高く、売買シミュレーションの成績が良く、サヤの動きの良いペアを選定し、過去最大かい離水準で仕掛けのタイミングを計っています。
手仕舞いルールは、予定利益のプラス80%で利食い、マイナス80%で損切り、手仕舞い期限を30日に設定し、一貫してルールを守りトレードしました。
この時期になりますと、今年の相場予測が発表されますが、ハッキリ言って誰にも分りませんし、気にする必要もございません。
サヤ取りというテクニックでは、売買判断の原理が根本的に違います。
その銘柄の株価が将来上がるか下がるかかという、あやふやな未来予想をする必要は一切ありません。
2020年取引実績
1月 | 133,900円 |
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2月 | 443,700円 |
3月 | 950,800円 | 4月 | 671,110円 |
5月 | 736,780円 |
6月 | 284,350円 | 7月 | 8,900円 |
8月 | 258,100円 |
9月 | 86,300円 | 10月 | 168,650円 |
11月 | 245,900円 |
12月 | 267,300円 | 合計 | 4,255,790円 |
取引履歴も添付しましたのでご参照ください。
「市場は効率的である」というマーケットの原理に基づいたサヤ取り投資を、今年も極めて参りたいと思います。