サヤ取り実績|6月10日~6月23日

サヤ取り

こんにちは、池田です。

私が実際に行ったサヤ取りの実績をお見せしていきたいと思います。

それでは早速ご覧ください。

取引実績

実績

以上が、6月10日~6月23日の間に手仕舞いした銘柄ペアと、新たに仕掛けをした銘柄ペアになります。

期間 手仕舞い11ペア 仕掛け中27ペア
20210610-20210623 -237,400円 -142,700円

取引実績は、タイミングが合わず低調な成績となりましたが、市場効率化が働きサヤが収斂することを期待したいと思います。

サヤ取り投資の長所と短所

今回はいつもと少し違って、サヤ取りの長所と短所について解説したいと思います。

サヤ取りの5つの長所

長所1:サヤ取りの利点はローリスク

「サヤ取り」の最大の利点はズバリ! ローリスクにあります。

ある程度拡大したサヤは更に拡大するより縮小する方が多いのです。
つまり損することは少なく儲かることが多いのがサヤ取りなのです。

長所2:個別の銘柄の株価予測をする必要がない

サヤ取りは、サヤの開閉だけが損益に影響するため、個別の銘柄の株価の予測をする必要がありません。

サヤが拡大した位置で仕掛けて縮小した位置で手仕舞いします。
非常にシンプルで分かり易い取引です。(機械的といってもいいくらいです。)

また、市況の分析や会社業績の調査などは大変な時間と労力を必要としますが、そのような作業も一切必要ありません。

長所3:下落相場でも利益を出すことが可能

サヤ取りは、相場が下落相場でも利益を出すことが可能です。

サヤの変化が損益になりますので、相場が下落相場で2つの銘柄の株価が同じように値下がりしても何も問題ありません。

サヤが縮小すれば利益が出る訳ですから、下落相場であってもサヤの拡大縮小は当然発生するので、それを利用して利益を出すことが可能なのです。

長所4:いくらの利益が得られるのか予想できる

仕掛け時にいくらの利益が得られるかが、予想できます。

拡大したサヤが縮小するまでのサヤの変動分が利益になります。
あらかじめ利益を予想することができますので手仕舞いのポジションが明確になります。

長所5:常に冷静な判断がでる

株価の変動に一喜一憂することがなく、投資に対して常に冷静な判断ができます。

利益を減らしたり損を大きくしてしまう行動は、人間の欲と恐怖という感情に大いに関係しています。そのような感情により、冷静さを失って失敗してしまう訳です。

サヤ取りの場合は個別の銘柄の株価の上げ下げや突然起こる相場の暴落などは関係ありません。
2つの銘柄のサヤの変動だけが損益になります。

拡大した時に仕掛けたサヤが縮小するのをじっくり待っていればいいのです。

「サヤ取り」は個別銘柄の株価の変動に一喜一憂することが少ないので精神的にはとても楽です。安定した心の状態で冷静な判断ができるので失敗が少なくなります。

サヤ取りの5つの短所

短所1:短期間での大儲けは難しい

「サヤ取り」は一気に元本が2倍、3倍というような大儲けはできません。

片張りがハイリスクハイリターンならばサヤ取りはローリスクミドルリターンと言えるでしょう。リスクが小さい分、片張り程のハイリターンは望めません。

短所2:ギャンブルに似た刺激は期待できない

片張りの場合のように、ギャンブルに似た快感、刺激はありません。
個々の取引で大儲けや大損がないので面白みに欠けるかもしれません。

短所3:相場全体が右肩上がりのとき利益が少なくなる

相場全体が右肩上がりの場合は、「サヤ取り」では片張りより利益は少なくなります。

相場全体が右肩上がりの場合は、片張りで容易に利益が出ますが「サヤ取り」ではそれほど利益は出ません。

短所4:売買手数料が2倍かかる

常に2つの銘柄をセットにして取引をしますので手数料が2倍かかります。

短所5:信用取引の契約が必要

仕掛けの時に片方の銘柄は売りで仕掛けますので、信用取引の契約が必要です。

信用取引では保証金として取引金額の30%を証券会社に預ける必要があります。

また、信用取引に関わる品貸し料などの経費が発生します。

サヤ取り投資:まとめ

どんな投資法でも、それぞれメリットとデメリットがあります。

記事を読んで、自分とサヤ取り投資法の相性がいいと感じた方は、この機会にぜひサヤ取り投資に取り組んでみてくださいね。

またこちらのアセッジにて、サヤ取りついて定期的に私の実際の取引実績の一部と一緒に解説をしています。
参考になる知識も多いかと思いますので、ぜひ次回記事も参考にしてくださいね。