サヤ取り実績|8月4日~8月18日

ikeda

こんにちは、池田です。

私が実際に行ったサヤ取りの実績をお見せしていきたいと思います。
それでは早速ご覧ください。

取引実績

実績
以上が、8月4日~8月18日の間に手仕舞いした銘柄ペアと、新たに仕掛けをした銘柄ペアになります。

期間 手仕舞い11ペア 仕掛け中22ペア
20220804-20220818 +199,700円 +71,700円

サヤ取り投資は、株価の動きがよく似た2銘柄の一時的な価格差(サヤ)を利用して「買い」と「売り」を同時に仕掛け、利益を追求していく両張り投資です。

両張りをすることで、たとえば全体の相場が下がったときでも、「買い」で持っている銘柄で損失を出していても、「空売り」で持っている銘柄がそれ以上に下がれば、「買い」の下落リスクを最小限にしながら、「空売り」の利益を手にすることができるのです。

株価チャートを比較してみると、長期にわたり非常によく似た値動きをする相関性の高い銘柄がいくつかあります。

サヤ取りを行う場合、この相関の高いペアを選ぶことが、非常に重要になってきます。

しかし、似たような値動きをしていますが、常に同じ比率で動いているわけではありません。

一時的に割安になったり、割高になったりして2つの銘柄の価格差(サヤ)が大きくなったり小さくなったりを繰り返しています。

そこで、2銘柄の間のサヤが広がった時に、同時に割安な株を買い、割高な株を空売りします。これを仕掛けと言います。

サヤが元の水準に戻った時に、同時に反対売買をして決済します。これを手仕舞いと言います。

サヤが縮小した分が利益になります。

サヤ取りは、値動きを予想する投資法ではありません。株価が上がるか下がるかには、全く頓着せずに、2つの銘柄の株価の差(サヤ)のみに着目します。

市場でどんなイベントがあっても気にしません。株価が下がっていても問題ありません。重要なのは、2銘柄間の差額(サヤ)の動きだからです。

株式投資は、良い材料が出ても、いわゆる「材料出尽くし」で、株価は下がることが多いものです。良い材料が出れば必ず株価が上がるという法則があれば、だれも損はしません。

今、東京株式市場の参加者の約7割が海外投資家です。豊富な資金量を持ち、影響力が強いので、海外投資家の動向で相場が左右されてしまいます。

だいたい日本の個人投資家が買っているときは、海外投資家は売っています。また、その逆もあります。

このように日本株は外的要因で動くことが多く、世界の景気敏感株とも言われています。

今の日本の株式市場は、世界の動きと複雑に連動しており、グローバルな経済状況の中では、まったく予測できません。

また、取引においても、コンピュータを駆使した1000分の1秒単位の超高速取引で、自動売買を繰り返す取引が可能となっています。今までの取引とは違ってきています。

しかし、サヤ取りでは、株価を動かす材料そのものにもまったく無関心です。一定以上の割安・割高が生じたら、それを是正するように仕掛けるだけです。

サヤの開閉は単純な数学的な問題ですから、コンピュータが計算して、完全に判別することが可能な事柄です。

極めて単純な投資法ですが、この方法が有効でかつ安全性が高いことは、数多くの億万長者を生み、今も多くの機関投資家たちの手で運用されていることからも分かります。

今回も取引の一部をチャートでご紹介しますので、参考にして頂ければ幸いです。

【3110日東紡×8715アニコムH】+75,200円

サヤ取りでは、相関係数が高く、売買シミュレーションで成績の良いペアを選びます。
サヤ取りで一番重要なのは、サヤに開閉リズムがあることです。サヤの動きが良く、サヤチャートの綺麗なペアを優先します。
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【1721コムシス×5711三菱マテ】+40,800円

サヤチャートからサヤの開閉周期と変動幅を読み取り、過去最大のサヤかい離水準を考慮して仕掛けのタイミングを計ります。
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