株式投資を始める際に欠かせないのが、正しい情報収集能力です。
上手く情報収集することによって、株式投資をスムーズに進めていくことができるでしょう。
この記事では、株式投資で利益を上げるための正しい情報収集の方法をご紹介していきます。
自信と確信をもって株式投資ができるように、本記事を参考にしてみてください。
目次
株式投資の情報収集で気を付けること
情報収集は、むやみに行えばいいというわけではありません。
自分に合った、正しい情報収集の方法を確立させることが非常に大事です。
そこで、情報収集の方法を具体的にお話しする前に、特に気を付けるべき点について解説していきます。
情報収集の前に、ぜひご一読ください。
自分の問題を解決できる情報を集める
情報収集を始める大前提として、まず自分がどんな情報を知りたいのかをはっきりと見定めておきましょう。
速報・ニュースを知りたいのか?
投資するべき銘柄を知りたいのか?
他の投資家達のトレード方法を知りたいのか?
このように、知りたい情報は人それぞれ違います。
自分の目的から外れた見当違いな情報を集めると、時間のムダになりかねません。
自分が持っている株式投資の知識や経験の程度、いま直面している問題を解決しうる情報の種類を把握しておくべきです。
株式投資の世界は情報過多ですから、自分にとって意味のある情報収集ができているのか確認することは非常に大切です。
一つのやり方にこだわらない
たとえ自分が知りたい情報を得られる媒体があったとしても、それだけに頼るのは危険です。
有力な情報が集められていると思っても、異なる角度から見れば、よりいっそう深い情報を得られるかもしれません。
また、信頼しているサイトやアプリ、ブログなどに載っている情報が必ずしも正しいとは限らない、という点にも気を付けましょう。
誤った情報を集めないようにするためにも、一つのやり方にこだわりすぎないようにするのがオススメです。
「これだけ見ていれば大丈夫だろう」と思い込んでしまうと、視野が狭まってしまいます。
より多くの情報を得るためにも、なるべく多くの方法で情報を集めましょう。
銘柄選びにも気を付ける
株式投資を行ううえで重要なのが、銘柄選びです。
もちろん銘柄選びの際にも、情報収集は欠かせません。
個別株に絞って情報を集めたいときには、直近のランキングであれば一応参考になります。
サイトによっては、テーマごとに該当する銘柄がまとめられていることもあります。
また、海外投資家も日本の株式市場に投資しています。
ですから、海外投資家の動向にも注目したいところです。
海外投資家は、投資先企業のROE(自己資本利益率)の高さに注目しています。
したがって、ROEをランキング化しているサイトで情報収集すると、銘柄選びの参考になるかもしれません。
オンラインでの情報収集の方法
続いて、オンラインでの情報収集の方法をご紹介します。
オンラインで情報収集をするメリットとしては、以下の2つが挙げられます。
- 情報の鮮度が高い
- 手軽に情報が得られる
ただし、情報の信頼度や精度の低さが問題になる場合もあります。
その点を踏まえ、オンラインでオススメしたい株式投資の情報収集の方法をご紹介します。
専用アプリを使う
株式投資の情報収集ができる専用アプリは、スキマ時間にチェックできる優れモノです。
ここで取り上げる3つのアプリは、どれも証券会社が運営している信頼のおけるものばかりです。
まずは、ご紹介するアプリをダウンロードしてみてはいかがでしょうか。
FISCOアプリ
FISCO(フィスコ)を使うメリットは、何よりも情報を発信するスピードが速い点です。
最新の投資情報をリアルタイムで届けてくれるので、いち早く注目の銘柄に投資することができます。
また、専属のアナリストがおすすめの銘柄を教えてくれる親切設計。
客観的でバランスの取れたアプリとして使えます。
ロイターニュース
ロイターニュースが出している公式アプリもオススメです。
180カ国に駐在している2,500人の記者が、現地で綿密に取材を行っています。
そのため、各国の銘柄をほぼ網羅できると言っても過言ではありません。
外国株式の情報収集に力を入れたい人にはうってつけのアプリです。
SBI証券アプリ
大手証券会社であるSBI証券が運営するアプリで、会社四季報の情報も手に入れることができます。
値上がり幅や値下がり幅のランキングも掲載されていますし、テーマごとに銘柄を検索することも可能です。
特にSBI証券を利用している方であれば、ダウンロードは必須。
間違いなく役に立つアプリでしょう。
グラフや表などを使って視覚的に解説している画面もあります。
ですので、現在使っているアプリに見づらさを感じている人にもおすすめです。
企業のIRページを見る
オンラインで情報収集を行う際に欠かせないのが、企業のIR情報ページです。
IR情報ページとは、企業サイトにおいて株主・投資家に向けて経営状態などを発表している部分を指します。
IR情報ページでわかるのは、その企業の経営状態だけではありません。
現在の財務状況や業績はもちろんですが、今後の展望などの詳しい情報も手に入ります。
情報開示の重要性は年々増しています。
情報開示に消極的な企業に投資しようと考える投資家は、まず存在しません。
海外投資家の目は、国内投資家よりもさらにシビアです。
まずは、いくつかの企業のIR情報ページを見比べてみましょう。
考え方が自分と合致している企業、他社よりも優位性のある企業などを探してみてください。
株式情報サイトを見る
紹介した以外でオンラインでの情報収集といえば、TwitterやYouTubeを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。
TwitterやYouTubeは、気軽に無料で情報収集できる点は魅力的です。
しかし、発信される情報は必ずしも信頼できません。
発信者全員がプロの投資家であるわけではないので、情報の誤りに気を付ける必要があります。
また、YouTubeなどの動画サイトは、最新ニュースを反映することが難しいメディアです。
一歩遅れた情報となってしまいやすく、株式投資の情報収集にはあまり適していません。
そこで、株式情報を総合的に扱っているサイトを見るのが効率的です。
先ほどアプリの項目でお話しした、FISCOのウェブサイトが特におすすめです。
FISCOは「フィスコweb」という情報サイトを運営しています。
「フィスコweb」には、以下のような強みがあります。
- スクリーニング機能を使って自分が知りたい銘柄を絞り込める
- その日のおすすめ銘柄をいち早く知ることができる
アプリ同様にバランスの取れた情報を発信しながら、スピーディーさにも長けています。
マーケット速報のコンテンツでは、最新ニュースとして経済・政治・為替の動きなどを知ることが可能です。
朝起きてすぐにチェックする習慣をつけておくといいでしょう。
オフラインでの情報収集の方法
最後に、オフラインでの情報収集の方法をご紹介します。
オフラインで情報収集をするメリットは、以下の2点です。
- 情報の信頼性が高い
- 情報の精度が高い
オフラインの場合、オンラインとは逆に情報の鮮度などがネックになります。
載っている情報が最新かどうか、つねに意識しておくとよいでしょう。
新聞を活用する
オフラインでいち早く情報を手に入れる方法といえば、やはり新聞が一番に挙げられるでしょう。
代表的なところだと、日本経済新聞が挙げられます。
信頼性の高い情報が載っているうえ、さまざまなカテゴリを網羅しています。
政治情勢等に関するニュースも素早く情報収集できます。
株式に影響を与える情報は、日本経済新聞だけでほぼ押さえられると考えてよいでしょう。
書籍(雑誌含む)を活用する
書籍を読んで、株式投資の仕組み・システムを理解することも忘れてはいけません。
株式投資の基礎的な部分は、今も昔もほぼ同じです。
情報の古さを心配する必要はありません。
情報収集を行うのであれば、まず一度書籍で基本を押さえておくのも有意義です。
また、書籍と似たものとして、雑誌があります。
雑誌はオンラインより多少鮮度が落ちます。
ただ、信頼できる発行会社の雑誌なら、良質な情報を大量収集することも可能です。
発売日に店頭でチェックするなど、アンテナを張っておくとよいでしょう。
まとめ
株式投資の情報収集は、今やオンラインでもオフラインでも手軽に行うことができます。
そのため、選択肢の幅は、昔よりもどんどん広がっていると言っていいでしょう。
情報収集の方法にはそれぞれメリットがありますので、どれが自分に合っているのか考えてみるのがオススメです。
また、最近はオンラインが主流になっています。
オフラインで情報収集する場合は、情報の鮮度に注意しましょう。
自分がどんな情報を収集するべきなのか?
それをはっきりさせてから、情報収集を始めるのがベストだと考えてくださいね。