こんにちは、池田です。
私が実際に行ったサヤ取りの実績をお見せしていきたいと思います。
それでは早速ご覧ください。
目次
取引実績
以上が、3月2日~3月15日の間に手仕舞いした銘柄ペアと、新たに仕掛けをした銘柄ペアになります。
期間 | 手仕舞い6ペア | 仕掛け中25ペア |
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20230302-20230315 | +171,700円 | +121,400円 |
東京市場は、米金融機関の経営破綻でリスクオフ一色の展開となりましたが、サヤ取りは堅調に推移しています。
買いだけの片張り投資を続けていたらいずれ限界がやって参ります。
理不尽な暴落の煽りを受けて、儲けた金額以上の損失を出し退場を余儀なくされます。
こんな時は、テクニカル分析やファンダメンタル分析、過去の経験則も通用しません。
急激な市況変化や下落相場になっても対応できる投資法の実践と技術の習得がなければ、どれだけ情報収集・分析に時間とお金をかけて努力したとしても報われません。
投資の世界では想定外は言い訳になりません。
利益を優先するあまり、リスクをなおざりにしてはなりません。
株価というものは自分の思惑とは違った動きをするものだという事を念頭に置き、市場に翻弄されない投資法を身につけなければなりません。
サヤ取りは株式投資に保険を掛けるという概念を取り入れた投資法です。
株式投資はリスクの高い投資ではありますが、リスクをできるだけ最小限に抑える為に、売り銘柄と買い銘柄を同時に仕掛けることにより、相場の展開に左右されることなく、一方の損は他方の利益でヘッジするといった、極めて安全性の高い売買手法なのです。
市場全体が暴騰や暴落しても、戦略が崩れることはありません。
むしろ相場が荒れた場面では、利益を得るチャンスが増えることが多いです。
通常の株式売買では、将来の株価上昇を予測して、安く買って高く売るのが基本です。
この場合、相場の地合いも考慮するのが一般的ですが、サヤ取りの場合は、相場全体の動きには直接影響されないため、地合いを考える必要がありません。
つまり、いつでも仕掛けができるということです。
当然ですが、個々のペアの仕掛けるタイミングは重要ですが、相場全体の基調を考えて、何を仕掛けるかどうかを決める必要はないということです。
このことは運用という面から考えると非常に有利です。
なぜなら、地合いが悪いという理由で、資金を寝かせておく必要がないからです。
相場環境に左右されない、リスクヘッジの効いたサヤ取り投資ならローリスクで資産を増やすことが可能です。
今回も取引の一部をチャートでご紹介しますので、参考にして頂ければ幸いです。
【9682DTS×6914オプテクス】+69,300円
サヤチャートは、サヤのかい離(サヤの平均値からどれだけ離れているか)を表示しています。さや取り達人では2銘柄のサヤの平均値を算出しています。このサヤの平均線を境に、黄色の棒グラフが伸びたり縮んだりしています。山または谷に伸びている時が、サヤがかい離した(開いた)状態です。
サヤがかい離した(開いた)ところで仕掛け、平均線付近に戻った(閉じた)ところで手仕舞いします。(サヤの縮小で利益を得ます。)
【9045京阪HD×7595アルゴグラ】+34,000円
グラフ上でカーソルを任意の場所に置き「カーソルからの引用」をクリックすると仕掛け情報が表示されます。【年月日・単価・金額・サヤ・予定利益・注文区分】
グラフ上で別のカーソルが指す位置の手仕舞い情報が表示されます。【年月日・単価・金額・サヤ・利益】表示した期間の損益が確認できます。