こんにちは、池田です。
私が実際に行ったサヤ取りの実績をお見せしていきたいと思います。
それでは早速ご覧ください。
目次
取引実績
以上が、3月16日~3月29日の間に手仕舞いした銘柄ペアと、新たに仕掛けをした銘柄ペアになります。
期間 | 手仕舞い15ペア | 仕掛け中21ペア |
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20230316-20230329 | +76,000円 | +153,800円 |
投資とは、長期に渡って継続的に運用するものであり、それによって利益が積み上がっていくものです。
投資をする場合、一番重要なことは、いかにリスクを回避するかです。
従来の株式投資手法では、市況分析や会社業績の調査を念入りに行った上で投資に踏み切っても、当たる時もあれば外れる時もあります。
日常的な売買で勝っていても、理不尽な暴落のあおりで、一気に損することもあります。
一時的には利益を上げることはできますが、その後必ずと言っていいほど大きく負けます。
今の日本の株式市場は、世界の動きと複雑に連動しており、グローバルな経済状況の中では、まったく予測できません。
ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析、過去の経験則や今まで通用していた方法が、ほとんど意味をなさないのが現状です。
株の専門家であるアナリストやストラテジストであっても、相場の方向性を予測するのは至難の業です。
その背景には、日本株の売買金額に占める海外投資家の比率が、今や7割となっており、相場に大きな影響を与えています。
したがって今の相場は海外投資家次第ということになります。
海外投資家とは、ヘッジファンドのような機関投資家です。その動向は非常に読みにくくサプライズ的な動きをします。
当然、国内の機関投資家もいるわけですから、個人投資家の影響力は小さく思惑通りにいきません。
一般的に、海外投資家が買っているときは、日本の個人投資家は売っていますし、海外投資家が売っているときは、日本の個人投資家は買っているという反対の売買を行っています。
外的要因に弱い日本株は、海外株式相場や外国為替市場などの動向に振り回されて翻弄されています。
また、市場の大部分は、人間の下す判断ではなく、コンピューターのプログラムに基づいて自動的に超高速・高頻度の売買を行っていますので、短期でボラティリティの大きい動きになるわけです。
時代は大きく変わりました。
マーケットで勝ち続けるためには、他者と違った視点、判断基準および損失を最小限に食い止めるリスクヘッジの売買技術を身につけておくことが必須になります。
リスクヘッジのノウハウを知っているのといないのとでは、長期的にはパフォーマンスに大きな違いが現われてきます。
リターンもさることながら、リスク管理に軸足を置いて、相場環境に左右されないことが大切です。
相場の変動に振り回されることなく、一貫した投資スタイルで運用できるものでなくてはなりません。
相場の変動リスクをできるだけ排除しながら継続的に運用するサヤ取りは、大変有効な手段だと思います。
今回も取引の一部をチャートでご紹介しますので、参考にして頂ければ幸いです。
【6370栗田工×8022ミズノ】+130,000円
売買シミュレーションは、一定金額以上サヤが開いたら仕掛け、サヤが閉じたら手仕舞うという取引方法で、過去の取引回数等を調べるものです。システムトレードのロジックとは異なり、サヤ取りに適した、ペアの選定を行うためのものです。
【6200インソース×7740タムロン】+39,000円
サヤ取りは、個別要因での上下動ではなく、自立的な上下動で、利益を目指すものです。
予定利益は、サヤかい離(円)と同じ値になります。サヤの平均値に戻った場合の金額です。