こんにちは鈴木優平です。
今回は「長期的にみる投資の心得」についてお話ししていきます。
あなたは、長期で資金を運用していく上で大事な心得とは何だと思いますか?
利益を追求すること、小さな増減をあまり気にしないこと、目標を持つことなどいろいろな考えがあると思います。
そんな中、私は「諦めないこと」が重要だと考えています。
そもそも長期で投資をすることの「長期」とは、何年くらいのイメージがあるでしょうか。
人によって解釈が違うと思いますが、10年、20年、はたまた50年という考えもありますよね。
それぞれ長期の単位は違いますが、あなたが決めたその長期の単位で、継続的に最後まで行っていけることをしたほうがいいのです。
例えば、毎月3万円を投資に回して、長期の積み立て複利で目標に達成できるというものがあれば、途中で辞めないで3万円を継続して投資する、といったイメージですね。
つまり簡単にいえば、いくらだったらずっと継続して投資をしていけるかということです。
生活を圧迫してしまうような不可能のある金額で毎月、運用していったとしても、途中で継続が難しくなり、短期で終わってしまう可能性は高いですからね。
目次
長期で投資をおこなう心得とは!?
長期で投資を行うのであれば、無理のない範囲で、できるだけ頑張れる金額の投資が一番いいわけですね。
例えば、ご飯は外食やコンビニで済ませることが多いのでしたら、自炊することを心がけたり、毎日食べていたアイスを2日に1回にしてみたりなど、無駄遣いを少し我慢してみてください。
そうして浮いた月々の1万円を投資に回してみると、今まで少し我慢していた分がお金になって反映するので、楽しく投資ができるかなと思います。
自分ができる範囲内のプラスαで、ちょっと頑張ってできるくらいがいいですね。
さらにもうひとつ、長期の投資で重要なのは「ハイリスク」ではなく、「ローリスク」で行うことです。
長期で投資をやるのにハイリスクは合わないので、ローリスクでコツコツと継続的にやっていくべきです。
「長期のローリスクで成果が出る」+「あなたの目標に合う商品」
これを意識してやっていくことが大事ですね。
「手軽に投資を始めてみようかな」という考えは危ない!
ここまでの話を聞いて、あなたはどんな投資をやってみようと思いましたか?
「手軽に月々1万、2万円から始められるFXや投資信託がいいかな」などと考えた方もいらっしゃるかと思います。
もちろん、負担にならない金額で始められる点はいいのですが、この「手軽に始められる」という観点、私は少し怖いかなと感じますね。
投資信託もFXも株もローリスクでちゃんと長期でやることによって、リターンが得られるという商品を選んでいくことが大事です。
したがって投資信託であれば、現在7000本くらいの商品がありますので、その中からローリスクで長期のリターンが得られるような投資信託を毎月積み立てでやるべきです。
株でいえば、株価が非常に高いものは月々1万、2万円からでは購入できません。
「株価が安いけど、30年後にこの会社はものすごい世の中に貢献していそうだな」と思うものに対して、月々数千円でもコツコツやっていくほうがいいですね。
「手軽に始められるから投資を始めよう!」という考えだけでいくと、リスクをあまり見ていませんし、目的・目標も明確ではないのに始めてしまっている可能性があるので、なかなか継続もしないものです。
しかも、少し値段が下がってきたからとか、ちょっとだけ上がってきたからといって「投資を始めてみたけど、他にお金も今後必要になると思うから、あきらめて貯蓄に回そう」ということになってしまいがちです。
せっかく長期で始めたのに、最後までやりきらず、途中の段階で結果を判断してはいけません。結果を出すためには、最後までやりきるということがとても大事です。
今後も少しずつでいいので日々、投資の勉強をしながら諦めないことが大切ですよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。