クラウドクレジットのビジネススキームについて

クラウドファンディング

最近ソーシャルレンディングの会社が増えてきましたが、その中でも注目されている会社の一つにクラウドクレジット㈱があります。

今回はクラウドクレジットの特徴とともに、メリットやポイントを踏まえてお伝えしていきますね。

ソーシャルレンディングとは

ソーシャルレンディングとは、お金を貸したい「個人投資家」とお金を借りたい「企業」をマッチングするサービスで、クラウドファンディングと呼ばれる投資手法の一つです。

「貸付型クラウドファンディング」と呼ばれることもあります。

ソーシャルレンディング事業を運営する会社は、インターネットを活用し、ウェブサイト上で資産運用したい個人から小口のお金を集め、その資金を企業に融資します。(※投資ではなく融資というところがポイントの一つです)

サービスによって違いはありますが、最少投資額は1万円からと元本が少なくても始められます。

クラウドクレジットは海外案件を扱うソーシャルレンディング会社で、特徴は他に比べて利回りが高く、基本的に7~10%くらいで設定されています。

中には12%以上の利回りのものも存在します。

利回りだけ見ると非常に高配当なのですが、その分リスクともきちんと向き合っていく必要がありますね。

実際にも案件のごく一部ですが元本割れや遅延が起こっていますし、この度の新型コロナ(2020年初旬)でも大きなダメージを受けた案件もあるようです。

海外案件なのでもちろん為替の影響も受けることになります。

ただ、ソーシャルレンディングの中でも高い利回りを提示しているので、クラウドクレジットについて詳しく見ていきましょう。

クラウドクレジットの特徴について

クラウドクレジットのスキームはソーシャルレンディングの手法で、海外の事業者へのローンに投資し、資産を複利で増やすことを目指す運用を行っています。

海外の対象国は新興国が中心となっており、そのため高い利回りが設定されています。

現在(2020年8月21日)販売中ファンドの表面利回りは4.1~12.4%となっており、ソーシャルレンディングの相場感と比べると中~高の利回りとったところでしょうか。

元本保証の金融商品ではないので元本割れのリスクや遅延(貸付先の返済が遅れること)リスクの対応は必要です。

1万円から投資可能となっており、小口から大口の投資家が対象になっています。

代表は東大法学部卒、大和証券SMBC出身でロイズ銀行東京支社を経て2013年に創業、2014年6月よりクラウドクレジットのサービスを開始という華々しい経歴の持ち主であり、ボードメンバーにも金融出身のプロフェッショナルが多数在籍しているようです。

そして、投資実行額・応募総額は300億円を超えています。

クラウドクレジット評価ポイント

次に、クラウドクレジット社のポイントを見ていきましょう。

伊藤忠商事から出資を受けている

2015年3月に資本業務提携を行い、クラウドクレジットの持つ発行済み株式の約18%を2億円超で取得し同社経営陣に次ぐ株主となっています。

2015年の時点で伊藤忠を株主につけるという手腕は評価できると思います。

これにより信頼性もUPしていると言えるでしょう。

口座開設、維持管理費、購入時の手数料が無料

  • 会員登録の手数料 無料(0円)
  • 口座開設手数料 無料(0円)
  • 口座管理の手数料 無料(0円)
  • ファンド購入時の手数料 無料(0円)

※投資口座への振込手数料 お客様負担
※払い戻しの手数料 月1回無料、月2回目以降700円

ファンドの手数料とリスクについては、出資金に対して、年率換算で最大4.0%の運用手数料を運用開始時に(又は運用開始時及び2年度目以降毎年度に)いただきます 。また、為替手数料その他の費用をご負担いただく場合があります。為替相場の変動、国の政治的・経済的なカントリーリスクや債務者の債務不履行等により、元本に欠損が生じるおそれがあります。ファンドごとに、手数料等およびリスクの内容や性質が異なります。

となっています。

セミナーや動画コンテンツの充実

クラウドクレジットでは無料セミナーを月に数回実施しており、具体的なプロジェクトの説明や資産形成ついての説明などを行っています。

動画コンテンツも多くありyoutube(クラウドクレジットチャンネル:HP→情報発信→公式youtube)で見る事が可能です。

社長自ら出演されているものもいくつかあります。セミナーページを見ると初心者向けと経験者向けそれぞれに対応してくれています。

匿名化解除を2019年7月から開始

ソーシャルレディングの大きな不安要素として、投資先情報の匿名の問題があったのですが、クラウドクレジットは昨年より開示を行っています。

これは投資家にとって非常に大きな判断材料となり、高く評価できるポイントです。

第一生命保険株式会社のインパクト投資

2018年4月には第一生命が1億円のインパクト投資を行っています。

第一生命のインパクトと投資とは、運用収益の獲得と社会的インパクトの創出(社会の構造変化等)の両立を意図して投資判断を行う投資手法を「インパクト投資」として定義されており、経済的成功と社会貢献活動の両面から高く評価できるものです。
参考 【インパクト投資】クラウドクレジット株式会社への投資第一生命ニュースリリース

実際にクラウドクレジットで投資を行う際のポイント

次に実際にクラウドクレジットで投資を行う際のポイントについて見ていきましょう。

分散投資でリスクを抑える

海外新興国案件に対する投資なので、国内案件よりも高い利回りが期待できる分、リスクに備えた分散投資を行う方が良いでしょう。

1万円という小額から投資が可能なので、初めは1万円を10~20案件程度に分散投資して様子を見るのも良いかと思われます。国を分散、案件内容を分散という視点で考えてみて下さい。

為替変動にも注意が必要

クラウドクレジットは円建て以外にドル建てやユーロ建て、ロシアルーブル、インドネシアルピア、メキシコペソなど海外通貨での運用ができるようになっています。

外貨建ての運用で為替差益を狙えるのは投資視点で言うと魅力がありますが、為替変動次第では大きな損失になる可能性もあるという事になります。

その為クラウドクレジットでは同じファンドでも、為替ヘッジ付き為替ヘッジ無しの2種類が用意されています。

為替ヘッジありの場合は、ヘッジコストがかかるので利回りは低くなりますが、為替リスクはおさえられ、逆に為替ヘッジなしの場合は為替リスクを取る分、期待利回りを狙う事が出来ます。

利回りが高すぎない案件を選ぶ

新興国や個人を主体としたローンなどが商品の主体となっている為、数パーセント(HPに詳細あり)の確率ですが元本割れが起きています。

配当を高利で設定しているという事は貸付先の貸付金利も高くなっているという事であり、毎月の返済額もUPしているという事です。

案件を選ぶ際は利回りだけに目を奪われるのではなく、貸付先の事業者についてもよく調べ検討する事が必要です。

クラウドクレジットの口座開設から投資実行までの手順

最後に実際の投資を行うまでの手順について触れておきます。

クラウドクレジットの口座開設から投資実行までの手順

  1. ユーザー登録
  2. マイページから投資家申請
  3. 本人確認郵便を受取アカウント有効化
  4. 投資実行

そんなに複雑な手順ではないので手軽にできると思います。

まとめ

クラウドクレジットは、利回りが4.1~12.4%のファンドを運用しており、現在の資産運用額は300億円を超えています。

株主には伊藤忠商事、第一生命などもあり信頼性は高いと言えます。

また、第一生命のインパクト投資では社会貢献の面からも評価できるものです。

利回りの設定も高く、外貨立てでの運用も可能なため魅力的な案件も多いですが、元本割れの可能性もある為、事前の調査、検討は必須です。

1万円という小額から投資が可能なので、小口で複数の分散投資をお勧めします。


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