こんにちは、池田です。
私が実際に行ったサヤ取りの実績をお見せしていきたいと思います。
それでは早速ご覧ください。
目次
取引実績
以上が、12月3日~12月16日の間に手仕舞いした銘柄ペアと、新たに仕掛けをした銘柄ペアになります。
期間 | 手仕舞い14ペア | 仕掛け中27ペア |
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20201203-20201216 | -240,000円 | +204,190円 |
多くの方は、目の前のトレードで利益を出す事に躍起になりますが、1回1回の取引結果はあまり重要ではありません。
数回のトレードでは損失になることもあるかもしれませんが、大事なのはトータルで利益を残すために、ルールを守ることです。
ルールを守っている限り焦る必要はありません。
たとえ負けても、同じやり方を続けることが大切です。
それ故、損切りは重要になります。
損をしてくると(含み損が拡大すると)誰しもその損を確定したくはないものです。
相関係数が高いからもう少し待てばサヤが縮むだろうと、自分にとって都合がよい解釈をして損切りを遅らせたくなるのです。
しかし、そこが相関の崩れはじめのポイントだったりすることがあります。
その結果サヤが拡大を続け、我慢できなくなるまで損金を膨らませてから決済して、損失額を大きくしてしまうのです。
これが負けトレードの最たるものです。
サヤ取りの安全性が高いというのは、きちんと損切りを行うことを前提に成り立つことであり、それができなければ投資で長期に利益を出し続けていくことできません。
自分で決めた損切りラインで必ず損切りをする。
これが鉄則です。
サヤ取りの基本を守って、複数のペアを常にトレードしているなら一回の損切りは投入資金に対して数%にしかなりません。
仮に損切りが続いても、ルール通り投資を継続していけばその先には、次々とサヤが縮まりしっかり儲かる時期を迎えることができるのです。
サヤ取りは、一発狙いの投資法ではありません。
長期に継続して行うことでその本領を発揮することができます。
売買ルールを確立させると、トータルで利益が出るようになりますので、個々のトレードの損益が気にもならなくなり、機械的に躊躇なくロスカットができるようになるかと思います。
くれぐれも、損失は避けて通れない必要経費であると覚えておいてください。
今回も取引の一部をチャートでご紹介しますので、参考にして頂ければ幸いです。
【3028テクノプロ×6963ローム】+128,000円
売買シミュレーションの成績の良いペアは、サヤの開閉が頻繁にあり短期で利益を取りやすい傾向にあります。
【8331千葉銀行×3116トヨタ紡織】+71,400円
過去一年間の最大かい離水準を考慮して、仕掛けのタイミングを計ります。
損切りといった自分で定めたルールを守りながら、どんな相場も動じることなく、サヤ取り投資で安全に取引を進めてまいります。