こんにちは、池田です。
私が実際に行ったサヤ取りの実績をお見せしていきたいと思います。
それでは早速ご覧ください。
目次
取引実績
以上が、5月13日~5月26日の間に手仕舞いした銘柄ペアと、新たに仕掛けをした銘柄ペアになります。
期間 | 手仕舞い19ペア | 仕掛け中27ペア |
---|---|---|
20210513-20210526 | +330,200円 | +64,500円 |
確率、統計の分野で大数の法則という有名な定理があります。
少ない試行回数では、確率通りになりませんが、試行回数を重ねれば重ねるほど、確率通りの結果が得られるようになるという科学的な根拠のある理論です。
例えば、サイコロを振って、理論上は1から6までのすべての数字が6分の1の確率で出現するかと思います。
但し、サイコロを6回振っただけでは、すべての数字が均等に出るわけではありません。
試行回数が少ないので、おそらく偏った結果になります。
しかし、サイコロを100回、200回と振ると、どの数字も出現確率は6分の1に収束していきます。
サヤ取り投資も同様で、数回の取引で結論を出すのは時期尚早です。
サヤ取りは従来の株式投資に比べ、確率的に非常に有利な投資法です。
市場は効率的であるというマーケットの原理に基づき、相関性が高く、サヤ(価格差)に開閉周期がある2銘柄は、一時的にサヤがかい離をしても、しばらくすると収斂する性質がありますので、それを利用して利ザヤを稼ぎます。
しかし、負けが続くと必ず疑心暗鬼になります。
大事なのは、1回1回のトレードの結果ではありません。連続性が大事なのです。
損をするときもありますが、売買ルールを守ってトレードすれば、取引全体の損益で、最終的に利益を上げることができます。
更に、その回数を増やすことで利益を大きくすることができるということです。
勝率100%の投資法は、残念ながらどこにも存在しません。
「聖杯」を求め、投資法や売買ルールをコロコロ変えてしまう行為は、終わりのない旅に出ることになります。
今回も取引の一部をチャートでご紹介しますので、参考にして頂ければ幸いです。
【6201豊田織×6370栗田工】+98,000円
できるだけ相関係数が高く、売買シミュレーションの成績の良いペアを選定します。サヤの変動幅を考慮して、仕掛けのタイミングを計ります。
【5406神戸鋼×6361荏原】+72,400円
サヤ取りで重要なのは、サヤに一定のリズムがあることです。サヤの動きが良いペアを優先します。