サヤ取り実績|5月11日~5月24日

こんにちは、池田です。

私が実際に行ったサヤ取りの実績をお見せしていきたいと思います。
それでは早速ご覧ください。

取引実績

実績

以上が、5月11日~5月24日の間に手仕舞いした銘柄ペアと、新たに仕掛けをした銘柄ペアになります。

期間 手仕舞い9ペア 仕掛け中29ペア
20230511-20230524 +121,100円円 -67,800円

「サヤ取り」の最大の利点はズバリ! ローリスクにあります。

ある程度拡大したサヤは更に拡大するより縮小する方が多いのです。
つまり損することは少なく儲かることが多いのがサヤ取りなのです。

個別の銘柄の株価の上げ下げは予測する必要はありません。

市況の分析や会社業績の調査などは大変な時間と労力を必要としますが、
そのような作業は一切必要ありません。

サヤ取りはサヤの開閉だけが損益に影響します。
サヤが拡大した位置で仕掛けて縮小した位置で手仕舞いしますので、
非常にシンプルで分かり易い取引。機械的といってもいいくらいです。

また、相場が下落相場でも利益を出すことが可能で、
その場合はサヤの変化が損益になります。

もし相場が下落相場で、2つの銘柄の株価が
同じように値下がりしても何も問題ありません。

サヤが縮小すれば利益が出る訳ですから、
下落相場であってもサヤの拡大縮小は当然発生するので、
それを利用して利益を出すことが可能なのです。

仕掛け時にいくらの利益が得られるかも、予想できます。

拡大したサヤが縮小するまでのサヤの変動分が利益になりますので、
あらかじめ利益を予想することができ、
手仕舞いのポジションが明確になります。

株価の変動に一喜一憂することがなく
投資に対して常に冷静な判断ができます。

利益を減らしたり損を大きくしてしまう行動は
人間の欲と恐怖という感情に大いに関係しているので、
そのような感情により冷静さを失って失敗してしまうことも防げます。

サヤ取りの場合は個別の銘柄の株価の上げ下げや
突然起こる相場の暴落などは関係ありません。

2つの銘柄のサヤの変動だけが損益になります。
拡大した時に仕掛けたサヤが縮小するのをじっくり待っていればいいのです。

「サヤ取り」は個別銘柄の株価の変動に一喜一憂することが少ないので
精神的にはとても楽です。

安定した心の状態で冷静な判断ができるので失敗が少なくなります。

しかし、「サヤ取り」は一気に元本が2倍、3倍というような
大儲けはできません。

片張りがハイリスクハイリターンならば
サヤ取りはローリスクミドルリターンと言えるでしょう。

リスクが小さい分、片張り程のハイリターンは望めませんし、
片張りの場合のようにギャンブルに似た快感、刺激はありません。

ですから、個々の取引で大儲けや大損がないので
面白みに欠けると思ってしまう方もいるかもしれませんね。

相場全体が右肩上がりの場合は「サヤ取り」では
片張りより利益は少なくなります。

相場全体が右肩上がりの場合は片張りで容易に利益が出ますが
「サヤ取り」ではそれほど利益は出ません。

また、常に2つの銘柄をセットにして取引をしますので手数料が2倍かかります。

そのため、信用取引の契約が必要です。

信用取引では保証金として取引金額の30%を証券会社に預ける必要があり、
信用取引に関わる品貸し料などの経費が発生しますので、ご理解くださいね。

今回も取引の一部をチャートでご紹介しますので、参考にして頂ければ幸いです。

【5803フジクラ×1966高田工】+165,000円

相関係数は、2銘柄の類以性の度合いを示しています。
相関係数が0.8以上のペアがサヤ取りに適しています。1に近いほど株価の連動性が高いと言えます。

【7936アシックス×6794フォスター】+54,700円

サヤかい離(単位:円)サヤの長期移動平均値からどれだけ離れているかを示しています。
予定利益と同じ金額になります。