サヤ取り実績|3月3日~3月16日

サヤ取り

こんにちは、池田です。

私が実際に行ったサヤ取りの実績をお見せしていきたいと思います。
それでは早速ご覧ください。

取引実績

実績
以上が、3月3日~3月16日の間に手仕舞いした銘柄ペアと、新たに仕掛けをした銘柄ペアになります。

期間 手仕舞い9ペア 仕掛け中23ペア
20220303-20220316 +54,700円 +149,800円

いくつかの銘柄ペアに振り分けて投資して、リスクを抑えながら、着実な利益をねらっていく方法を分散投資と言います。

集中投資でないと十分なパフォーマンスを得られないとする意見もありますが、資金が限られている個人投資家の場合はリスクから資産を守ることを最優先に考えることが大切だと思います。

大きなリターンの裏には、大きなリスクをはらんでいることを忘れてはいけません。

世界的に有名な投資家であるウォーレン・バフェットも自分の資産を複数の銘柄に長期にわたって投資をして成功したことは有名な話です。

投資においては、リターンとリスクのバランスが重要ですが、資産分散を行うことで同程度のリターンに対するリスクを低減することが期待できます。

投資の世界には「卵は一つのカゴに盛るな。」という有名な格言があります。

全ての卵を一つのカゴに盛ると、そのカゴを落とした時に全部割れてしまうかもしれません。しかし、複数のカゴに分けて卵を盛れば、一つのカゴを落としても、他のカゴの卵は影響を受けずにすむという教えです。

一定の資金を単一の銘柄ペアに投資するのと、複数の銘柄ペアに投資するのではリスクが異なります。

単一の銘柄ペアに投資してそれが損失になると、投資資金全体が減ってしまいます。しかし、複数の銘柄ペアに投資していれば、ある銘柄ペアのサヤが開いても他の銘柄ペアのサヤは縮小するといったことがあり、リスクを減らすことができます。

これが分散投資によるリスク低減効果です。

また、複数の銘柄ペアを保有することにより、投資家の精神的なストレスの分散にもなります。

更に、相場全体の動きを気にしなくても良いというメリットもあります。

仕掛けをする際に、資金を一度に投入するのではなく、時間をずらして複数回に分けて投資する時間分散も必要です。

格言的に言えば「卵を一度にカゴに盛るな。」と言ったところでしょうか。

取引チャンスは沢山ありますので、相関係数、売買シミュレーションの成績、サヤの形を考慮して優先順位を付け、良いペアから順番に仕掛けを実行します。

手持ちの資金で、何種類の銘柄ペアを仕掛けるのか?それぞれどれぐらいの金額にするのか?といった配分をしっかり考えて、バランスよく振り分けて投資することも大切です。

株式投資に絶対はありません。投資資金の安全性、そして収益の安定性に重点をおいた運用手法が、最終的に大きな資産を築くことになるのです。

今回も取引の一部をチャートでご紹介しますので、参考にして頂ければ幸いです。

【6098リクルート×2379ディップ】+112,000円

さや取り達人では、相関係数という統計関数を用いて、似た動きをするペアを見つけ出します。

【3397トリドール×9793ダイセキ】+61,900円

サヤ取りで一番重要なのは、サヤの開閉に一定のリズムがあることです。このリズムを利用し、サヤが開いたところで仕掛け、閉じたところで手仕舞いをして利益を得ます。