こんにちは、池田です。
私が実際に行ったサヤ取りの実績をお見せしていきたいと思います。
それでは早速ご覧ください。
目次
取引実績
以上が、5月1日~5月14日の間に手仕舞いした銘柄ペアと、新たに仕掛けをした銘柄ペアになります。
期間 | 手仕舞い6ペア | 仕掛け中16ペア |
---|---|---|
20250501-20250514 | +143,800円 | +219,300円 |
できるだけ高い確度で
利益をあげたいというのは誰もが願うところです。
サヤ取りは、確率論に沿った投資手法です。
統計学上、
できるだけ確度の高いところで仕掛けて、
何度も繰り返し投資していけば、利益が残るという方法です。
一般的には、このような言葉で説明ができるのですが、
綺麗にこれを証明するというのは、実はかなりの至難の業です。
サヤ取りに限らずではありますが、
確実に儲かることを証明するのと同じことで、
現実に実現可能な方法を証明するのは難しい事なのです。
トレードする人は、過去のバックテストを元にして、
その数値が良いか悪いかで、投資スタンスを決める人がいます。
やみくもに投資するよりは、バックテストの結果に基づいて、
投資するというのは悪い事ではありませんし、
むしろ理論的には良い方法だと思います。
しかし、バックテストを100%信用するのも問題です。
バックテストは、あくまで過去のデータに基づいて、
勝ち負けを再現テストする方法です。
ちょっとしたパラメータを調整したりして、
できるだけ利益が残るところを探したりしますが、
これから未来も、同じ事が起こるかは何も保証されません。
もっと言えば、
利益が出るかどうかさえも保証はされません。
バックテストは、あくまで一つの気持ちの問題として、
支えにはなると思うのですが、
バックテストの結果だけに過信すると大きな過ちを犯します。
バックテストの結果を利用するのは良いですが、
きちんと、バックテストの意味合いを理解した上で活用しましょう。
そもそも、サヤ取りの場合は、
統計上有利なところで仕掛けるので、
統計上の優位性のある条件さえ整っていれば、全く条件としては問題ないのです。
投資銘柄を探すときに、条件にこだわり過ぎると、
本質的なところを見失ってしまいます。
条件は、ほどほどにしておいて、
それよりも、抽出された候補の中から何を選ぶか?
その時に何を重視して選ぶか?
ということを考える方が大事です。
サヤ取りの場合は、サヤのチャートを重視して、
パターン認識して勝てる組合せを探してみましょう。
今回も取引の一部をチャートでご紹介しますので、
参考にして頂ければ幸いです。
【6758ソニー×4689LINEヤフー】+108,800円
サヤチャートは、サヤの平均値からのかい離(離れること)を表しています。
黄色の棒グラフがサヤの長期移動平均線(緑線)を挟んで、
山または谷に伸びている時がサヤの拡大している状態です。
山と谷の違いは、
仕掛け時の売りと買いが逆になるだけです。
【8595ジャフコG×8060キャノンMJ】+61,100円
サヤが拡大したところで仕掛け、
平均値付近に戻ったところで手仕舞いします。(サヤの縮小で利益を上げます)
サヤチャートは一日単位で、取引終了後は終値の状態です。