サヤ取り実績|5月15日~5月28日

こんにちは、池田です。

私が実際に行ったサヤ取りの実績をお見せしていきたいと思います。
それでは早速ご覧ください。

取引実績

実績

以上が、5月15日~5月28日の間に手仕舞いした銘柄ペアと、新たに仕掛けをした銘柄ペアになります。

期間 手仕舞い10ペア 仕掛け中13ペア
202505015-20250528 +284,100円 +9,300円

多くの投資家は、
いかに多くの収益を上げるかに日々努力しています。

ある投資家はファンダメンタルズ分析で、
ある投資家はテクニカル分析で、
その手法は変われどもリターンの大きさを求め、その研究を惜しみません。

投資の世界には常に危険が付きまとい、
その収益は表裏一体の関係にあります。

つまり、投資とは、リスクとリターンが
シーソーのようなバランスの関係にあるということです。

投資スタンスには千差万別ありますが、
リターンの追求もさることながら、
リスク管理にウエイトを置くことが大切だと思います。

私は、投資の本質はここにあるのではないかと考えています。

投資の世界は、どのような投資手法であっても、
その運用においては長期間にわたる
継続的な売買において収益が積み上がっていくものです。

運用途中に暴落などに遭遇し、
運用継続が困難となるようでは、
本来の投資の目的も達成できません。

投資家の成績は、今後の相場展開に
大きく左右される結果になり、大きなリスクが存在します。

しかし、現在のトランプ大統領による関税政策と予測不能な言動の影響から、
今後のマーケット展開など誰も分かりません。

多くの投資家は、不確実性の高い相場に頭を痛めています。

そこで、このような問題を解決する方法はないのでしょうか。

これらのリスクは軽減できないものでしょうか。

そして、そのリスクを
最小限にとどめることはできないものでしょうか。

これらの問題を解決し、長期間にわたる継続的な運用を
可能にするひとつの売買手法がサヤ取り投資法です。

サヤ取りは、異なった二つの銘柄の一方を買い、
他方を売りとして、組み合わせて売買するため、
売りまたは買いの利益と損失を相殺することによって、
相場全体の変動を吸収することになります。

つまり、相場全体の今後の予測や方向性を無視しても
収益を上げることができるという大きなメリットがあります。

ペアでの売買により、たとえ相場が暴落したとしても売り銘柄が、
また逆に相場が急騰したとしても買い銘柄が、それぞれ保険の役割を果たすため、
不測の事態でも大きな損失を被らないで済むという仕組みです。

サヤ取り投資では、相場全体の変動に左右されず、
そのサヤにおいては片張りのような一方通行的な変動は少なく、
そのため、リスクを最小限に収めることが可能であり、
よって、投資における安全性は確保されることになります。

今回も取引の一部をチャートでご紹介しますので、
参考にして頂ければ幸いです。

【7272ヤマハ発×5706三井金】+74,000円


相関係数とは2つのデータ列の間の類似性の度合いを示します。
銘柄の組み合わせがサヤ取りに適しているかどうかの判断に利用します。
相関係数の変動範囲は -1 ~ 1 です。

【4689LINEヤフー×2222寿スピリッツ】+74,800円


サヤ長期移動平均をサヤの収縮点と考えます。
サヤ長期移動平均は、 なるべく一定が望ましく、
グラフで言えば直線かつ水平に近いのが良いです。

なぜなら将来のサヤの収縮位置が予想できるからです。
数値的にはサヤ長期移動平均変動率5%以下が望ましいです。