こんにちは、池田です。
私が実際に行ったサヤ取りの実績をお見せしていきたいと思います。
それでは早速ご覧ください。
目次
取引実績
以上が、5月29日~6月11日の間に手仕舞いした銘柄ペアと、新たに仕掛けをした銘柄ペアになります。
期間 | 手仕舞い5ペア | 仕掛け中19ペア |
---|---|---|
20250529-20250611 | +103,600円 | +54,100円 |
株式市場は波乱要因が多い状況が続いています。
毎日報道されているニュースなどを見ますと、
とても株式投資をする環境ではありませんが(地合いが悪い)、
日経平均株価はトランプショック以降値を上げております。
最近では「TACOトレード」という造語が金融市場で話題になっています。
「Trump Always Chickens Out」の略で、
(トランプはいつもびびって逃げるという意味です)、
トランプ大統領の関税政策などの「朝令暮改」ぶりを皮肉った造語です。
コロコロ変わる発言で市場の混乱は増すばかりで、
多くの投資家が不安を抱えていると思います。
トランプ相場では、マーケットの方向性を予測し、
利益に結びつけていくのは極めて困難です。
しかし、サヤ取りは、今後の相場の見通しを考えることなく
株式投資ができるという大きなメリットがあります。
サヤ取りの特徴は、「予想をしない投資法」だということです。
予想が当るという「偶然の幸運」をあてにせずに、
機械的売買で確実に利ザヤを稼ぐ方法です。
リスクヘッジしながらしっかり利ザヤを稼ぐ投資法のため、
上昇相場はもちろんのこと、下落相場や大暴落でも、
同じように安定して勝ち続けることができます。
どんな相場でも安定して勝てるサヤ取りが
「ビジネスとしての投資」たるゆえんです。
その安定さゆえにサヤ取りは、世界3大利殖法のひとつとされ、
ヘッジファンドのような、ビジネスとして投資をしている
機関投資家の基本戦術となっています。
サヤ取りというテクニックでは、売買判断の原理が根本的に違います。
その銘柄の株価が将来上がるか下がるかかという、
あやふやな未来予想をする必要は一切ありません。
株価は、いくらで買っても、いくらで売っても構いません。
株価や株価を動かす材料そのものにも無関心です。
市場でどんなイベントがあっても気にしません。
株価が下がっていても問題ありません。
重要なのは、2銘柄間の差額(サヤ)の動きだからです。
株価が上がるか下がるかには、全く頓着せずに、
2つの銘柄の株価の差(サヤ)のみに着目します。
一定以上の割安・割高が生じたら(サヤが開いたら)、
それを是正するように仕掛けるだけです。
曖昧な「解釈」や「分析」の入り込む隙は一切ありません。
玉石混交の情報にふりまわされることも、
板をめぐる心理戦もありません。
含み益や含み損に一喜一憂することもありません。
ただ淡々と、決められたことをおこなうだけ。
それだけで少しずつ資産が増えてゆく・・・。
そういう投資法です。
また、サヤ取りは、数を重ねることで、
統計的に(つまり科学的に)勝ちを重ねることが可能です。
単調な売買を繰り返すことで、10回勝負して7回勝つような売買を、
どんな相場でも重ねることができるわけです。
「上昇相場」も「下降相場」も関係ありません。
どんな相場でも同じように勝てるテクニックです。
「一攫千金」にも縁が薄いですが、
同時に「大損」にも縁がありません。
マーケットではある局面で大きく勝っても、
数を重ねれば負け越すということが圧倒的に多いものです。
長期にわたり数を重ねて勝つというのは、
極めて特異的な投資法です。
今回も取引の一部をチャートでご紹介しますので、
参考にして頂ければ幸いです。
【3086Jフロント×8411みずほFG】+64,900円
サヤかい離は、サヤがサヤの平均値からどれだけ離れているかの値を示しています。
サヤ長期移動平均をサヤの縮小位置と考えます。
サヤかい離の絶対値は予定利益と同じ値になります。
【9069センコーG×6088シグマクシス】+41,800円
サヤσ(サヤシグマ)とはサヤの標準偏差です。
ボリンジャーバンドのσに 相当します。単位は「円」になります。
サヤの変動の広がり程度を表しています。