こんにちは。清藤です。
今回は、転売の基礎知識についてお話ししていこうと思います。
皆さんは、転売に対してどの様なイメージを持っていますか?
この記事を読んでいる方の中には、「難しそう」というイメージを持っている方もいるかもしれません。
しかし、転売は基本的なルールさえ押さえておけば、誰でも簡単に取り組めるものなんです。
目次
転売の「基本的なルール」とは?
では、「基本的なルール」というのは具体的にどんなものがあるのか。
国内の転売については次の3つが挙げられるので、これだけは最低限押さえておきましょう。
①チケット転売の禁止
アーティストのライブやコンサートなどのチケットを、運営側が定めた方法以外で転売をすることは「チケット不正転売禁止法」という法律で明確に禁止されています。
これを破ってしまうと、違法な行為になってしまうので、ここは絶対に守ってください。
②マスク転売の禁止
2020年3月10日から、コロナウイルスの蔓延によるマスク不足の事態を受けて、「国民生活緊急措置法」第26条第1項の規定に則って講じられました。
ただ、こちら厳密に言うと、薬局やコンビニなどで購入したマスクを転売目的でメルカリなどで仕入価格以上で販売する行為が禁止されるという内容なので、製造メーカーなどから直接仕入れたマスクを販売する行為は禁止されていません。
しかし、メルカリ・ラクマ・ヤフオクなどでは、プラットフォーマー側がトラブル防止のために出品禁止にしていることもあるので、注意が必要です。
③古物商免許の取得
自分が使わなくなった電化製品やPCなどをメルカリなどで個人的に出品することは問題ありませんが、業として中古品を仕入れて転売をする場合には「古物商免許」の取得が必要となってきます。
古物商免許の取得についてですが、もちろん自分で許可をとって免許を取得する事も出来ますが、「古物商免許 取得代行」などでGoogleで検索すると、古物商免許の取得を代行している業者(行政書士)がたくさん見つかります。
取得代行費用の相場は5万円前後で、プロに任せた方がスムーズに取得できるので、古物商免許の取得は外注する事をおすすめします。
日本で転売をする際の注意点としては、こんなところです。
「不用品の処分」と「転売」の違い
先ほど、自分が使わなくなったパソコンをメルカリなどで出品することは問題ないけれど、中古品を売る際には資格が必要というお話をしましたが、それは「不用品の処分(出品)」と「転売」の違いによるところなんですね。
あまり意識したことはないかもしれませんが、この2つには次のような差があります。
- 「不用品の処分」・・・自分が使わなくなった家電などを、購入時の価格よりも安い価格で販売すること。
- 「転売」・・・購入時の価格よりも高い値段で販売すること。
具体的な例を挙げてみると、10万円で買ったPCを3年使ってメルカリで3万円で販売したとします。
すると、-10+3=-7でトータルで7万円の損失がでますよね。
(年間2万円程度で、最新PCをレンタル出来たという考えもできますが・・・)
これが、「不用品の処分」です。
一方、ヤフオクで3万円で仕入れた商品をメルカリで5万円で販売した場合、
-3+5=+2で、2万円の利益になります。
つまり、転売とは「安く仕入れて高く売る」、ただこれだけなんです。
簡単ですよね。
世の中は「転売」で成り立っている!
こちらの記事をご覧になっている方の中には、「まだ転売をやった事が無くて不安だ」という方もいらっしゃるかと思います。
そんな方は、まず不用品の出品(販売)からスタートしてみましょう。
はじめにメルカリやラクマなどで自分の要らなくなった不用品を出品してみましょう。
スマホだけで簡単にできますし、自分の持っている不用品を出品するだけですので、リスクが全くありません。
そして、不用品の出品(販売)に慣れてきたら転売にチャレンジしてみましょう。
繰り返すようですが、「安く仕入れて高く売る」転売でのポイントはこれだけです。
直近で私が国内で転売した商品の例で言うと、XXXのマグカップなど1個約3000円で仕入れましたが販売価格は10,000円近くで売れました。各種手数料、送料などを計算しても【1個】で5000円の利益です。
「転売」というのは商売の基本です。
例えば、私たちが日常的に使用するシャンプーなども、
メーカー → 卸会社 → 薬局 → 消費者
といった流れで各商流ごとに利益が乗っかって販売(転売)されています。
メーカーが100円で製造して卸会社に150円で転売します。
卸会社は、それに利益を乗っけて200円で薬局に転売します。
薬局は、それに更に利益を乗っけて250円で消費者(私たち)に販売します。
突き詰めて考えると、世の中は転売で成り立っている事がわかります。
考えてみれば、至極当然で当たり前の事ですよね。
最後に、法律上は問題ありませんが転売におけるモラル的な部分についてもお話をしておきたいと思います。
転売対象の商品がお店に複数あったとしても全て買い占めるのは自粛しましょう。
(なぜか)転売行為を快く思っていない人も一定数いるためです。
転売は、これらの点にさえ注意すれば誰でも簡単に取り組めます。
自分の好きな時間に自分のペースで取り組める転売は、副業に最適だと私は思っています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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