不動産投資で資産運用を考える!始める前の心得や知っておくべき4つのポイントを解説!

資産運用における不動産投資

経済的な自由を得るには、給料による所得以外の収入が必要不可欠といえます。

給料所得以外に考えられる所得とは大きく分けると、配当・利子所得と不動産所得の二つあります。

中でも不動産投資は、誰でも始められる資産運用の一つです。

当記事では、不動産投資の仕組みやおさえておきたいポイントをまとめましたので、ぜひご覧ください。

不動産投資で稼ぐ仕組み

不動産投資で稼ぐ仕組み

まずは不動産投資で稼ぐ仕組みを理解しましょう。

不動産投資で稼ぐ仕組みは、大きく分けると2つあります。

一つは売却益(キャピタルゲイン)もう一つは家賃収入(インカムゲイン)です。

売却益(キャピタルゲイン)は物件自体の値上がりを狙って投資するものですが、これは現実的なところ、初心者にはなかなか買う事は難しいです。

ある程度以上の業界知識や人脈が必要となります。

ですから、普通の人が狙うとすれば家賃収入(インカムゲイン)の方が確実でしょう。

次に、収入を得るための仕組みですが、手元に現金がある場合は単純に家を買い、入居者さんが入り、家賃をもらう、税金、保険などを支払う、それを差し引いたものが手残り金になるという流れです。

銀行からお金を借りる場合は、不動産を購入する前に銀行からお金を借りる、という作業が必要となり、家賃収入の中から銀行にお金を返済するということになります。

また一言で不動産といってもいくつかの種類があります。

  • 住居系(マンション、アパート、シェアハウス、戸建て)
  • テナント(商業ビル、駐車場、倉庫)
  • 宿泊系(民泊)
  • 太陽光

など、多くの種類があることも知っておくと良いでしょう。

不動産投資において知っておくべき4つのポイント

不動産投資のポイント

次に、不動産投資における知っておくべき4つのポイント、

  1. 不動産所得は誰にでもできるのか?
  2. 不動産投資はしっかりと勉強しましょう。
  3. 不動産所得のメリット
  4. 不動産投資のデメリット

をご紹介していきます。

①不動産所得は誰にでもできるのか?

不動案投資は誰にでもできます。

特に何かの資格や免許が必要といったことが無いので、一歩目を踏み出すハードルは非常に低いです。

しかし!注意して欲しいことがあります。

『無知に付け込んだ悪徳業者が多い』という事です。

  • 物件をどうやって探せばよいのでしょうか?
  • 土地を持っていないとできないのでしょうか?
  • 物件はどのように探せばよいのでしょうか?
  • どこの業者がお勧めでしょうか?

このような声を良くお聞きします。

そこに付け込んで親切な顔をしながらこちらの不利益になるような物件を勧められ投資してしまった事例もたくさんあります。

まずこれらの点に注意してください。

とはいっても不動産投資はとても良い投資で、しっかり勉強し、ポイントをきちんと覚えられれば誰でも行う事は可能です。

不動産投資についてしっかり勉強しましょう!

先ずは、不動産投資についてしっかりと勉強しましょう。

不動産投資は勉強すればするだけスキルがアップします。

勉強しておかないと悪徳業者に引っかかったり、運用益の出ない物件を取得してしまう、という羽目になってしまいます。

FXのトレーディングや株式投資は、本を読んだりセミナーに出て勉強しても、どうしても未来を予測するという部分が出てきますので、勉強量とスキルアップが比例しません。

しかし、不動産投資は勉強した分、収入として跳ね返ってくる投資なのです。

また、不動産といっても種類が多くあります。

マンション、アパートから始まり、地方戸建て、再生系、太陽光などなど、そして、自分の生き方、資産、住んでいる場所、選択肢は無限です。

やり方は人それぞれ、どのような不動産でも利益を生み出している大家さんは沢山います。

その中で先ずは自分に合った不動産投資方法を見つけていくことが大切です。

また、株式投資やFXと異なる不動産投資の心得として、投資というよりも経営視点、不動産を経営するといった感覚で行う事も大切です。

不動産を取得するという事はその不動産のオーナー、社長になるという事です。

その不動産事業の事業主なのだ、という認識を持って行うのか、行わないのかで、その不動産の価値は違ってきます。

不動産投資は日々の運営を管理会社に任せることができるのですが、任せっきりにするのではなく、あくまでも自分がオーナーであるという気持ちで投資してください。

③不動産投資のメリット

不動産投資のメリットは沢山あります。

資格が不要

大家業に資格や許可は不要です。

業者として不動産を売買するためには宅建業が必要ですが、不動産収入を得るための大家業には資格は必要ありません。

今からでも不動産投資は始められるのです。

銀行にお金が借りられる

不動産事業として認められるので銀行からお金を借りることができます。

トレーディングや株式では銀行からお金を借りることはほぼ無理です。

これは不動産投資の最大のメリットといえるでしょう。

毎月家賃収入を得られる

ご存知のように家賃は月毎に支払われます。

毎月、決まったリターンがあることはなかなかうれしいものです。

安定している

賃貸業は古くからある事業なので安定しています。

大きな天災や災害も保険である程度カバーすることができます。

インフレに強い

お金の価値が下がっても不動産の価値は上がっていくのでインフレに強い投資といえます。

税金のコントロールができる

事業なので税金をコントロールできます。

サラリーマンだけの給料所得より、よほど融通が利くようになります。

買った瞬間に含み益を出すことも可能

例えば本来1億円の物件を7000万円で購入できたとすると、その瞬間に3000万円の利益が出ます。

こういう物件を狙っていくのも不動産投資の醍醐味です。

収入を得るための仕組みを作ることができる(各業務を業者さんに外注することによりスキームが組める)

自分で管理することも可能なのですが、管理会社などに業務委託することにより、自分の手を煩わさずに運営、運用することが可能です。

つぎに不動産投資のデメリットについてです。

④不動産投資のデメリット

すぐに売れない(流動性が低い)

手放したいとか、含み益を得たいと考えた場合でもすぐに売買ができない、やりにくいという場合が多々あります。

必要最低限の時間がかかりますので、この部分はご注意ください。

まとまった投資金が必要

株式投資やFX、投資信託なら数万円からの資金で可能ですが、不動産投資はどうしても物件を取得しますのでまとまった資金が必要になります。

株式投資やFXに比べると多少手間がかかる

株式投資やFXはスマホ、パソコンでの作業(投資)が可能なのですが、不動産はどうしても現物の購入、管理、管理会社とのやり取りなどの作業が発生します。

サラリーマンのように自分の時間を完全に束縛されるわけではないのですが、管理運用していく作業が発生します。

不動産投資がおすすめの人

不動産投資は、家賃収入などインカムゲインを主として考えるので、中・長期の資産運用に分類されます。

資格は必要ないため初心者でも参入できますが、ある程度の不動産知識、情報収集ができるということは求められます。

というのも、不動産は取り扱う価値が大きいため、買う前の情報取集がカギを握ります。

これまでお伝えした通り、勉強した分が利益に反映すると考えれば、事前に準備をしっかりできれば、初心者であっても結果を出すことはできるでしょう。

不動産投資でとても大切な事

最後に不動産投資でとても大切な事をお伝えしますので、よくよく頭に留めておいてください。

不動産で一番大切なことは何と言っても、安く買う事!!この一言に尽きます。

不動産投資のポイントは安く買う事の一言といっても過言ではないくらいです。

不動産を買うだけならいくらでも買えます。

安い不動産を高く買う事は誰にでもできます。

2000万の価値がある不動産を1000万円で買う、この視点と気持ちが重要です。

立地?日当たり?築年数?駅近?自分が住む場合、不動産の善し悪しを決めるポイントは沢山ありますが、不動産投資の視点から言うと、不動産価格がその不動産の価値と大きな差異が無ければ、投資案件としては条件を満たしています。

購入する時点の価格が合っていればOKなのです。

例えば、この物件は1000万円だから安いのか?

しかし、その不動産の本来の価値が500万円しかなければどうでしょうか?これは買ったらダメですよね、、、

1億円の物件は高い?

しかし、それが1億2000万の価値があればいかがでしょうか?

これは人からお金を借りてでも買う価値が合う物件といえるでしょう。

不動産は価格以上の価値がある(価値が出る)ものであれば投資対象です。

売る場合でも売却益(キャピタルゲイン)が出ますし、持っていても家賃収入(インカムゲイン)を得ることができます。

立地?日当たり?築年数?駅近?荒っぽい表現をしますが、不動産投資の場合はそのような事は関係ありません。

価値に見合った不動産を買うという事が勝つポイントなのです。

不動産投資に必要な力量は、この物件と価格がどれだけあっているかを見極められるというところなのです。

注意点として、不動産は節税や年金かわりでは決して買わないでください。

この『節税、年金代わりで不動産投資はいかがですか?』が悪徳業者の騙す手口なのです。

手残りが残らない不動案投資は意味がありません。

あくまでも自分の未来に向けた投資なので、毎月毎月手残りが残るスキームを組むことが大切です。