サヤ取り実績|7月10日~7月23日

こんにちは、池田です。

私が実際に行ったサヤ取りの実績をお見せしていきたいと思います。
それでは早速ご覧ください。

取引実績

実績

以上が、7月10日~7月23日の間に手仕舞いした銘柄ペアと、新たに仕掛けをした銘柄ペアになります。

期間 手仕舞い17ペア 仕掛け中16ペア
20250710-20250723 +358,900円 +176,400円

米国との関税交渉が合意に達したことや、
石破首相の退陣報道を受けて日経平均株価は大幅に上昇しました。

首相交代を巡る思惑も相場に影響を及ぼす可能性があり、
政治の先行きも予測しがたい状況です。

これまでの株式投資の主流は、
株価や企業価値の未来を「予想」することに基づいていました。

ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析、
さらには国際情勢や業界情報、時には噂話までを総合的に考慮し、
未来の動きを予測して売買判断をしてきました。

こうした分析にはさまざまな流派がありますが、
本質的には未来を「予想」することが共通しています。

予想に基づく投資は、
自分の裁量で売買を行い資産を増減させる楽しさや、
一攫千金を狙える夢があります。

しかし、この方法は人の欲望や恐怖といった感情に左右されやすく、
短期的には勝つことがあっても、
長期的な安定した成績を維持するのは難しいのが現状です。

理不尽な暴落により一気に損失を被ることも珍しくなく、
個人投資家の多くが損失を経験しています。

それは怠慢ではなく、努力の末に勝ち負けを繰り返し、
結果的に損をしてしまうケースが多いのです。

一方、サヤ取りは値動きを「予想」する投資法ではありません。

株価が上がるか下がるかには一切こだわらず、
2 つの銘柄の株価差(サヤ)の動きだけに注目します。

市場のイベントや材料、株価の上下動には無関心で、
重要なのは銘柄間の価格差の変動です。

どの銘柄が人気化するかは結局のところ曖昧な「予想」であり、
思惑が外れることも多いものです。

良い材料が出ても「材料出尽くし」によって
株価が下がることもあります。

もし良い材料が出れば必ず
株価が上がるという法則があれば、誰も損はしません。

サヤ取りでは、株価を動かす「材料」自体に全く関心を持たず、
一定の割安・割高が生じた(サヤが開いた)時に、その是正を狙って売買を行うだけです。

サヤの開閉は数学的な問題であり、
コンピュータによる計算で完全に判別可能です。

極めてシンプルな投資法ですが、多くの億万長者を生み出し、
現在も多数の機関投資家が運用していることから、
その有効性と安全性の高さが証明されています。

サヤ取りは、感情に左右されず、
客観的で安定した投資を可能にする手法として注目されています。

今回も取引の一部をチャートでご紹介しますので、
参考にして頂ければ幸いです。

【6417SANKY×9024西武HD】+61,900円


サヤチャートからサヤの動き(開閉周期と変動幅)を読み取り、
仕掛けのタイミングを計ってください。
サヤσを考慮した最大のかい離(金額)で仕掛けると有効です。

【4751サイバーエ×6088シグマクシス】+53,400円


仕掛けは、サヤが最も拡大したところで仕掛け、
平均線で手仕舞いするのが理想ですが、
コツとしては「仕掛けは、少し遅めに、手仕舞いは少し早め」位が良いでしょう。