この記事では、ライフプランを考えるにあたり、何をポイントに考えていけばいいのか?
ライフプランから導くファイナンシャルプランとは?
これらを中心にお伝えしていきたいと思います。
目次
ライフプランのポイントとは
まず1つの答えが、『人生を100年で考える』ということです。
これはマラソンで例えると分かりやすいかと思います。
フルマラソンだと42.195kmのゴールの時点でヘロヘロになってしまいますが、100kmマラソンであれば42.195kmはただの通過点だという気持ちになるので、同じタイム通過しても疲れ方がぜんぜん違いますよね。
つまり、目標を持っていると長く険しい道でも努力し続けることができるということです。
これと同じことがライフプランでも言えます。
定年退職を目標にするか、定年退職を通過点と捉え、人生を100年で考えるかで、あなたのライフプランは大きく変わります。
仮に定年退職を目標とした場合、その先のライフプランが不明確になり、漠然とした不安を抱えて生きることになると思います。
しかし、人生を100年で考えると、セカンドライフの計画や、それに向けた準備が必要になるので、漠然とした不安を抱えることなく人生を送ることができますよね。
このように、先を見据えたライフプランを立てられれば、漠然とした人生の不安も解消され、より充実した人生を送ることができます。
ライフプランから導くファイナンシャルプランとは
ここでいきなりですが、あなたに質問です。
『あなたは、自分が行うべき運用利回りを知っていますか?』
もし、今この質問に答えられなくても心配はいりません。
私も投資を始めたころは考えたこともなかったですし、おそらくほとんどの方が答えられないと思います。
もしあなたの知り合いに信頼しているプランナー、証券マン、銀行マンの方がいらっしゃれば、ぜひ同じ質問をしてみてください。
きっとライフプランのプロの方も答えられないかと思います。
もし、この質問に対する明確な答えを持たずに投資や資産運用を行うと、利回りが高いものばかりをどんどん求めてしまったり、「簡単に稼げる」などの甘い話についつい乗ってしまったりするでしょう。
そうすると多くの場合は失敗してしまい、投資を嫌いになり、損失が怖くなって銀行にお金を預けるだけ、なんてことになりがちです。
しかし、長期的なライフプランを立てれば、『自分がどの程度の利回りで運用したらいいのか』ということが分かります。
そうなれば、利益や甘い言葉に惑わされず、自分のライフプランに合った利益を計画的に得られるようになり、投資で失敗することもなくなるでしょう。
人生100歳まで生きることを前提とした、ライフプランとファイナンシャルプランを立てることができれば、仮に90歳で自分が死んだとしても、資産が残っているので家族に迷惑をかけることはありません。
むしろ家族に資産を少し残してあげることもできます。
自分に合った利回りを考えるヒントは「現在」「退職時」「引退、セカンドライフ」の3つの視点です。
それぞれの年齢での収入と支出を設定することで、今現在の推奨目標運用率を出すことが可能になります。
さらに、現在と未来の予定している収入と支出を計画するだけでも、今後のライフプランは大きく変わってくるので、ぜひご自身で一度考えてみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
アジア投資の鬼才 JACK 佐々木にインタビュー|前編