こんにちは、池田和弘です。
この記事では、資産運用の経験値の溜め方についてお話をしたいと思います。
僕は普段、「資産運用の経験値って、どうやって溜めていったらいいんですか?」という質問をよくされます。
この” 経験値 ”というのが何を意味しているかというと、おそらく投資家としてのレベルのことを指しているんだと思います。
そこで今回は、投資家としてどうやってレベルを上げていけばいいのかにフォーカスをあててお話ししていきます。
目次
経験値が上がらない人の特徴
これは、あくまで僕の個人的な考えなんですが、こういったご質問をされる方というのは、「資産運用の超初心者」であるということが多いんですね。
超初心者どころか全くやったことがない、未経験者という場合も多いかと思います。
なぜ、中級者、上級者の方からこういった質問があまり来ないかというと、何事もそうだと思いますが、経験値というのは知らず知らずのうちに溜まっていくものだからです。
ゲームも同じで、ストーリーが進むと勝手にレベルが上がっていきますよね。
でもそこの経験値であったりとか、自分のレベルを気にしている人というのはやはりまだ、アーリーステージにいる方が多い印象です。
ほとんどの方は、積極的に投資をやっていないんじゃないかなと思います。
では、なぜ積極的に投資ができないかというと「怖い」と感じているからです。
つまり、色んなことを自分で勉強してやってみた結果上手くいかず、振り返ってみて「自分は頭でっかちになっている」という自己分析にたどり着く。
でも一歩を踏み出していないから、経験値が溜まっていないというのも自覚している。
こんな状況になっているんだと思います。
ここで重要な事をお伝えします。
それは、「投資とはやってみないとわからない部分があって、当然リスクもゼロではない」ということです。
ただ投資に関してのリスクは、分散をしていけば極限まで下げることができます。
こういったことが資産形成におけるセオリーなんですが、そこまで達せず怖くて挑戦できていない方が多いんだと思います。
経験値を上げる方法
なので改めてお話したいのは、投資の経験値を溜めることは本当に簡単だということです。
例えば、不動産投資をされた方であれば、不動産に関する知識であったりとか経験、こういったものが、勝手に経験値として溜まっていきます。
「どうやって溜めたらいいのか?」ということを考えるよりも、まずは第一歩を踏み出すこと。
経験値は勝手に溜まるものの、投資家のスキルにレベルがあるのは確かです。
様々な経験をして、色んな分野を熟知しているような上級クラスと言える投資家の方に比べれば、「不動産投資しかしたことがない」「株式しかやったことない」という方は初級クラスの投資家といえます。
「経験値をどうやって溜めたらいいんだろう?」ということ気にしているうちは、正直、本当の投資家とはいえません。
チャンスがあった時にリスクを恐れず、一歩踏み出す。
こういった心構えを持つ方が本当の投資家であり、経験値を積んでいけると考えた方がいいと思います。
今日これを読んでいる皆さんは、以後、経験値はどうやって溜めたらいいんだろうという疑問を持つのではなく、まずは何でもいいから挑戦すること。
投資信託でもいいですし、金を買ってみるとかでもいいですし、まずは何か自分のできるものから一歩を踏み出す。
一歩踏み出していただくと、「これって利回りが悪いな」とか「これ損したな」という経験値が溜まっていきます。
そうなれば次に投資をするときは、「じゃあこの方法じゃダメだから、次は何しよう」と考えられるようになり、別の分野にいけるようになったりします。
気付いた時にはあまり経験値であったりレベルという事を考えずに、自分がやりたい、自分が興味を持つ分野というものを見つけ出していきながら、あらゆる投資をしているようになっているはずです。
そんな投資家になっていただければ、今、皆さんが気にされているような経験値がすごくたまった状態の投資家になれますので、ぜひご参考にしていただければと思います。
資産運用のすべてを知る男、池田和弘にインタビュー|前編