資産運用のすべてを知る男、池田和弘にインタビュー|前編

池田和弘

こんにちは、アセットキューブスタッフの山田です。

本日はアセットキューブで講師を務めていただいている池田さんにインタビューをしていきます。

池田さんはこれまで1000人規模の投資家を資産数十億円へと導いてきた資産運用のプロフェッショナルです。

国内外問わず、幅広い人脈を持っている池田さんは、あらゆるところから富裕層のみが知り得る情報を手に入れることで、数多くの資産家を生み出してきました。

これから資産運用を始める方は、池田さんのプロの考え方を是非参考にしていただければと思います。

トップビジネスマンから世界規模の投資家へ

池田:
池田和弘と申します。

初めに私のことを知らない方もいるかと思いますので、自己紹介からさせていただきます。

私は現在、富裕層向けの資産運用や資産形成のコンサルティング会社を経営しています。

また、株式会社アセットキューブさんからお届けしている「ビリオネア・ダイヤモンドクラブ」という資産形成を目的としたコミュニティで講師を務めております。

山田:
このビリオネア・ダイヤモンドクラブでは、実際に優良な投資案件をご紹介いただいたり、会員様に向けたセミナーを年20回以上も開催したりして、本物の投資家になるための考え方や心構えなどを教えていただいていますよね。

そんな池田さんはどこでどのように”本物”を追求したのか、その原点に迫るべく、これまでの経歴も教えていただけますでしょうか。

池田:
大学時代に家庭教師の派遣事業をはじめて、独立するための社会経験を積むために広告企業に入社し、フランチャイズや代理店を募集する媒体の仕事をしていました。

その会社は3年で退社しましたが、これまで培ってきたノウハウを使い、フランチャイズ系のコンサルティング会社を独立し現在に至ります。

コンサルティング会社の一番最初のお客様が広告企業時代にお世話になった人で、その人が富裕層向けビジネスの立ち上げに伴い、シンガポールに拠点をおくために突如海外に行くことになったので、私もシンガポールに誘客する仕事を始めました。

山田:
海外とのお付き合いも豊富な池田さんですが、シンガポールとのご縁はその時からですか?

池田:
最初は日本しか知らなかったため、シンガポールだけでなく、海外に視野を向けました。

海外は旅行で行くくらいの話だったんで、まさか自分が仕事をするなんて思っていなかったですよ(笑)

ただ、海外で仕事をした結果、日本はなんて閉鎖的な国なんだと思い、「ビジネスをする」「資産形成や投資をしていく!」と考えたときに日本だけを見ていたら、それは大変なことになるなって気づいたのがこの頃でした。

山田:
現在は海外で活躍されている投資家さんや会社の経営者の方との人脈も多く持つ池田さんですが、海外で仕事をしたことで視野を広げられたということですね。

今まで学生時代からビジネスを始めて、人との繋がりを大事にされてきたのかなと言う印象がありますが、いかがでしょうか?

池田:
ビジネスや投資もそうですが、人との繋がりが1番重要です。

基本的には一度お付き合いがあった方とは生涯長く付き合いたいと思っています。

そんな中で、たしかに途中で縁が切れてしまう人(疎遠になる人)もいますが、これには大きく分けて2パターンあります。

  1. 相手方がある特定の分野で挫折してしまい、やめてしまって疎遠になった場合
  2. たまたま自分との接点が少なくて疎遠になった場合

①と②とでは、大きく違うと感じています。

僕は飽き性で、色々なものに目移りをして、特定の分野を深掘りすることが苦手なタイプなんですが、唯一継続してやっていることは、いろんな知識を幅広く持つことです。

そのため、②のような「継続して深堀している人」であれば、一時的に疎遠になったとしても、時期的な部分が合わなかっただけのため、マイナスの影響で疎遠になったということではないのです。

だからこそ、ある日再会したときにお互いが成長しているんですよ。

僕も領域の幅を広げていますし、その人はその道である程度の深さまでたどり着いていて、その時に起きることが、『新しいコラボレーション』です。

②のパターンであれば、お互いがお互い知らない分野の情報交換ができるということなんですね。

そして良好な関係を築くことができるのです。

僕は、人脈を広げるために何かをやってるわけではなく、これまでのご縁すべてを大切にした結果、知り合ってきた方々が一定の期間を経るとかけがえのないビジネスパートナーになったりするというわけです。

山田:
1つ1つの出会いを大事にしてきた結果、一生のパートナーになっているということですね。

ここまで華やかな経歴について教えていただきましたが、池田さんはこれまでに失敗したことや苦労したことはございますか?

すべての失敗を成功に繋げるために

池田:
1番辛かったことはリクルート(広告企業)を辞めて、フランチャイズのコンサルティングをしていた時期です。

初めは既存のクライアントやその時にお世話になった方々がいたので順調で、だからこそ僕はちょっと勘違いしてしまうんですね(笑)

当時は考えも若いので、とりあえず拡大傾向で社員を増やし続けていると、ある日固定費が数百万とか数千万みたいになっていることに突然気づいたんです。

つまり、月末に「払えるのかな?」みたいな時が突然来たということです。

そして、一度つまずいたら坂を下るの早く、あれは1番辛い出来事でした。

今となっては、その当時の失敗を経験していたからこそ、こうやって立てていられると思います。

山田:
順調に行くと、前しか見えなくなってしまいますよね。

良いことだけではなく、逆に様々な失敗を経験してきたからこそ、今の池田さんが形成されたということがわかりました。

これまで池田さんの経歴や体験談をお伺いしてきましたが、いつ頃から投資や資産運用という分野に興味がありましたか?

池田:
僕が初めてお金を稼ごうと思ったのは、実は高校3年生の時の冬です。

当時アフィリエーターになろうと思っていて、自分でHTMLなどの本を買ってきて、ソフトを作ってみたりしていました。

今となっては超稚拙なサイトを作ってやってたんですけど(笑)

ちょうど半年くらい頑張ってやった結果、月に3万、4万円を稼ぐことができたんです。

アフィリエーターをよく知ってる方からは、「当時続けてたらすごいことなってましたね」って言われましたが、自分ではなんて効率の悪いものなんだって思いましたね。

当時はリンクを貼ればSEO対策になるような時代だったので、それこそ1日18時間とか20時間ちかくパソコンに張り付いて、寝る間も惜しみながらやっていましたけど、それで月3万円ちょっとしか稼げないのは、なんて効率が悪いのかと思っていました。

僕は「継続は力なり」という言葉が好きなんですけど、たぶん人生の中で唯一あれだけ継続できなかったものですね(笑)

山田:
その時代にアフィリエイトに目をつけていた方っていないですよね。

池田:
この時期からお金を稼ぐことには興味が出てきたので、大学生時代のバイトは時給をメインで考えていましたよ。

家庭教師とか塾の講師とかホテルの婚前のアルバイトなど。

なので、短く効率よく稼ぐっていうのは大学生時代から考えていたんだと思います。

山田:
話を聞いていると、普通の大学生には思えないですね。

池田:
いやいや、普通の大学生ですよ(笑)

やっぱり遊びたいですし、部活動もしなきゃいけないので、週2~3回の短い時間で大きく稼げるものを考えたときに、自然と時給を求めていくことになって、そこから家庭教師になったってことだと思います。

今思えば、自分が教えに行くんじゃなくて、人を派遣して働いてもらうという考えが生まれたキッカケでもあります。

山田:
学生時代から今の考え方に繋がっているのですね。

投資とか資産運用も、今すぐリターンを求めるのではなくて長期的に見ることも大切かと思います。

池田さんは学生時代は”今”稼ごうという目線だったと思いますが、経営者になってから目線が変わったのですか?

ちなみに、投資や資産運用をはじめたのはいつ頃でしょうか?

池田:
株式とかFXを始めた時は大学3年生くらいでしたが、儲かった記憶はあまりなく、損ばかりでした。

その時の投資なんてただのギャンブルみたいなものでした。

山田:
なぜ株を始めたのですか?

池田:
手軽に始められたからです。

インターネットで口座を開いて、ものの数分でできるじゃないですか。

お金を稼ぐことが20代から始まり、いかに効率よく稼ぐかというところを重要視した結果、会社経営でちょっと視点が変わったという流れです。

どうやったら効率よくできるかを考えると、『自分以外の人も動かしてどうやって利益を生むか』っていうところに広がっていくんですよね。

僕の中では、FXや株式などのいわゆるトレードと呼ばれるものは、投資とは考えていません。

自分で売るタイミングも買うタイミングを決められるじゃないですか?

どちらかというと、自分のスキルを磨いてやる副業みたいな認識です。

もちろん立派な資産運用の1つではありますが、突き詰めると投資とは人を使うという事なんですよ。

例えば不動産投資で言うと、不動産を管理する管理会社にお願いして管理料を支払い、管理をしてもらうわけなので、要は委託してやる。

不動産管理会社を経営してる人で言うと、社員を雇って社員に管理させる。

このように投資だろうとビジネスだろうと、人を使ってるのは変わらないんですよ。

根底はそこにあって、基本的には投資というのは自分が汗水たらして動くってわけではなくて、人を動かすことによって得られる対価なんです。

当然ながら、人を使う事でその人がうまく動かなかったりだとか、今みたいな市場動向で突然へこんでしまうリスクがあります。

では、そのリスクに対してどう備えていくかと言うと、それは結局は分散をしたりする知識と、どこに分散するかによって大きく話が変わってきます。

例えばこのコロナの時代に、もし株式だけでなく、金とかに分散していたらそんなに大きく損をしてないはずです。

ただ、中には株式を中心にやっていたり、こういった不況時代に金などの値段が上がることを知らない人もいて、その違いは知識があるかないかですよね。

先程の話に戻ると、不動産の管理をするのに自分の管理会社を作って社員に管理させるのか、不動産管理会社に契約で委託して管理させるのか、形は一緒ですよね。

ただいずれも共通する事は、知識が必要ということです。

不動産投資を始める際の知識も必要ですが、この不動産が万が一失敗したときに違う物は何がいいのか。

不動産に対してコインパーキングがいいのか、それとも海外の不動産がいいのか、選択は自分の知識から生まれるので、共通しているのはビジネスでも投資でも知識とノウハウが必要ということです。

山田:
池田さんの資産運用に対しての考え方について、よく理解することができました。

もう資産運用のプロフェッショナルである池田さんの経験や考え方を深堀してお聞きしたいため、次回の後編でさらにご質問させていただければと思います。

まとめ

本日お届けしたインタビューでは、池田さんが学生時代や起業した経験からいかに「知識が重要」かということが理解できたのではないでしょうか。

現代ではネットワークが発達し、情報社会となった今、様々な情報で溢れています。

「正しい情報」を選定する難しさもありますが、まずはプロから情報を受け取り、ご自身の知識を養っていくことから始めていきましょう。

そして次回の後編では、池田さんが考える本物の収入の仕組みや、お金を稼ぐために必要な2つの心得をお聞きしました。

あなたの豊かな人生を実現するためにも、次回の公開を楽しみにお待ちください^^

池田和弘資産運用のすべてを知る男、池田和弘にインタビュー|後編