NFTとは?ビットコインのように期待される投資領域NFTを徹底解説②│トレーダーから投資家へのステップアップ

NFT

昨今、世間を賑わしている暗号通貨ですが、この数年でかなり注目されています。

ビットコインを始めとする主要通貨に加え、「ICO」と呼ばれる様々なオリジナルコインが誕生し、それにより投資をしてということが始まりました。

そこで今回も、前回に引き続き、今後予想される粗悪なNFT投資案件に引っかからないための、より具体的なお話をしていきます。

NFT 徹底解説 NFTとは?ビットコインのように期待される投資領域を徹底解説①│トレーダーから投資家へのステップアップ

悪いNFT案件に騙されない為のたった3つの知識

悪いNFT案件に騙されない為のたった3つの知識

新しい分野であるNFT案件は、今後様々なビジネス案件に出てきますし、必ずこの世の中に根付いていきます

ただし、NFTアートだから良い、NFTセル画だから良いというわけではありません。

前回の記事でもお伝えしたとおり、「NFTとはどういったものなのか」しっかりと把握する必要があります。

1.NFTの価値

まずは前回のおさらいです。

NFTとは、「暗号通貨の基となるブロックチェーンの技術を利用して、オンライン上で所有権を証明するもの」でしたね。

つまり、所有している権利自体に価値がなければ、そのNFTは価値がありません

アンティークコインを例に考えてみましょう。

一枚数億円のアンティークコインもあれば、一枚数千円しかせず、値上がりもしないコインもあります。

これほど値段に差が出る理由は、希少性や保存状態などに違いがあるからです。

アンティークコインなら何でも良い訳ではなく、価値あるアンティークコインを保有することが資産形成において一番良いわけです。

これはNFTにおいても全く同じことが言えます。

2.価値のある権利

それでは「権利を証明する」とはどういうことでしょうか。

もちろん、単に「デジタル画像を所有している」という権利を証明することもできますし、何らかの契約や、ある媒体やSNSの広告権利枠を持つ、という権利をNFT化することも出来ます

例えば不動産。

不動産を所有していることは立派な権利ですが、これは一般的には登記簿で証明をすると思います。

それをNFT化することによって、1室2000万円するような物件を10分割し、1口当たり200万円として「この1/10を所有しています」ということをNFTで証明することも出来るわけです。

そのため、絵やデジタルアートだけにNFTが紐づくわけではなく、今後NFTは様々な使い方をされるようになっていきます

3.NFTの可能性を知る

今後、ビジネスにおける権利がNFT化する動きが現実化していきます。

それにより、NFTで得た権利を他人に譲渡する際に、所有者側と買いたい側の間で1:1でできるようになります。

これがNFTの凄いところです。

ここまでのお話でもピンと来ない人は多くいらっしゃるでしょうが、ビジネスにおいて、あらゆる権利が流動化できることは革命であり、今までにない新たな可能性なのです。

僕もまだNFTを100%完全に理解をしているわけではありませんが、今後もっと新しい使い方が出来るかもしれませんし、様々なものが出てくるでしょう。

NFT投資に関するまとめ

NFT投資に関するまとめ

ここ数年、ブロックチェーンの業界はこれからも伸びるとお伝えしていますが、同じ様にNFTもブロックチェーンを使った新しい技術であり、今後まだまだ市場は伸びていきます

NFTとは、あらゆる権利をブロックチェーン上で「この人の所有物である、権利である」と証明できるものです。

しかし、そもそも権利を証明する必要があるのかと、疑問に思う人もいるかも知れません。そのようなことをしなくても、書類と印鑑で証明できると思う方もいるでしょう。

例えば、ある媒体の広告枠の権利をNFT化した場合を考えてみましょう。

この広告枠の権利を持っている人が、その権利を第三者に売ろうとする場合、広告媒体の本体の会社に「保有している広告の権利枠販売の了承」を得た上で、買いたい人と売買契約をします。

ただ、通常の場合、代理店契約や締結された契約書の権利を第三者に譲渡することは基本的には出来ません。もしくは本体の利益にしかならず、高値で売買することは出来ないという考え方が一般的です。

ところがNFTは、ブロックチェーン上では一つの独立した商品であるため、NFTを第三者に売る際は、発行元に販売の許可をもらう必要性がありません。これは大きな違いです。

どこかのショップでアンティークコインを購入して保有している方がいたとします。

この方が第三者にコインを売ろうとした際、販売元ショップに売買の許可を取るかというと、その必要はないですよね。

それは、所有権が購入者に移っているからです。中古車販売などでも同じことが言えます。

NFTも、これらと同じように考えられます。

ただ、注意しなくてはいけないことは、NFTだから凄いのではありません。

NFTの技術をうまく利用したビジネスモデルや、投資案件が素晴らしいかどうかが大切なのです。

今後、情報弱者を騙してくる案件が多く出てくることが予想されます。

そのような案件に引っかからないように、本日お伝えした3つの知識を意識していただきたいと思っております。

NFTの情報が書かれているポータルサイトやニュース記事をネット上で検索すると、様々なNFTの案件が出てきます。何度も言いますが、NFTだから成功するわけではありません。

NFTという言葉に騙されず、その先のビジネスモデル、投資モデルがしっかりしているどうかをしっかり見極め、取り組んでいきましょう。

NFT 徹底解説 NFTとは?ビットコインのように期待される投資領域を徹底解説①│トレーダーから投資家へのステップアップ

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