こんにちは。池田和弘です。
本日は、「投資をする上でのパートナーとは」というお話をさせていただきたいと思います。
目次
パートナーの重要性
まず当たり前ですが、投資は自分でやるものです。
スポーツで例えると、投資は陸上競技のような個人競技になりますが、当然ながらスポーツにおいても投資においても、そこに対しての助言やアドバイスをしていただけるパートナーやコーチみたいな方々が必要になります。
投資で考えると、実はパートナーというものはいわゆる案件を持ってきていただける業者さんのことを指すと私は思っていて、どう付き合うかというところが非常に重要になります。
まず投資を行う上でパートナーの立ち位置、いわゆる業者さんというものは何をもって私たちに投資案件を持ってきているのか、そこを把握する必要があります。
当然ながらそれを紹介したときの、紹介手数料であったり、運用益が出たときの成功報酬フィーであったり、何かしらの利益を得られるからこそ、投資家である皆さんに案件を紹介します。
つまり、不動産投資であれば不動産業者さん、株式投資であれば証券会社の営業マンという形で、それぞれはその紹介したときのコミッションというものに対してビジネスをしているという仕組みを、大前提として理解しておく必要があります。
それを理解した上で、両方がWinWinになることは、投資家の方も儲かって、かつ紹介した業者さんにもしっかりと利益が入るという2つがしっかり最低条件として成り立たなければ基本的には投資というものは成功しません。
例えば、5,000万円の資金しか持っていない方が、5,000万円の不動産の物件を買ったとすると、当然ながら一回で終わってしまうわけですね。
ところが業者としては何度も買ってほしいわけです。
その時にない資金を作るということはできませんので、投資家が、今聞いている皆さんだとすると、皆さんに紹介する業者さん、いわゆるパートナーは一度きりしか、手数料を得ることができませんよね。
ただ、当然ながら長い人生の中でその物件を売却してまた買う、というような繰り返しすることも考えられます。
パートナーと良い関係の築き方
売買を繰り返す可能性も十分にあるわけですので、業者さんと付き合う時というのは、やるかやらないかを別としても、今後そういう形で良い付き合いをしていきましょうね、という態度を示すことによって、いい物件を紹介してくれる可能性もありますし、買った後のフォローも丁寧にしていただけます。
前にもお伝えしたかもしれませんが、よほどの悪徳な業者では無い限りは、損することを前提とした案件紹介はしないわけですので、案件というのはその時々の不運もあったりして損失を生んでしまうということも当然あるわけです。
つまり、不確定要素がある商品を業者さんが扱っているということは、不確定要素を十分に理解した上で投資に挑むと、そして良かった場合は、当然ながらお礼というか、ありがとうという形の気持ちを示せばいいと思います。
万が一失敗したとしても、「今回失敗しました」という残念な気持ちを伝えるのは構いませんが、過度の責任を負わせない、というポイントがやはり重要なので、「次にまたいい物件を持ってきて下さいね」という形で接することにより、良い付き合いができるでしょう。
繰り返しにはなりますが、投資というものは業者さん、いわゆるパートナー選びが凄く重要で、いい情報を持ってきていただける、しっかりと誠意を持ってやっていただけるパートナーと付き合うことが重要です。
そこの条件をある程度満たしているのであれば、しっかりと自分の態度によってパートナーさんの態度も変わるのだということをしっかりと理解していただくと、長期的に良いパートナーと良い関係性のままお付き合い出来るのではないかなと思いますので、皆さんも参考にしていただければなと思います。
次回、いいパートナーの選び方についてお話したいと思います。
本日は以上となります。ありがとうございました。
資産運用のすべてを知る男、池田和弘にインタビュー|前編