こんにちは、池田和弘です。
本日は、投資案件をご紹介してくださる業者さんや、ブローカーさんとのお付き合いの仕方についてお話させていただきます。
業者さんやブローカーさんに対して「そんなに良い案件であれば、ご自分でやれば良いじゃないですか」みたいなことを言う投資初心者の方がいらっしゃいますが、本当にその発言は初心者的な発想で、愚問だといつも思っています。
目次
投資家としての心構え
業者さんやブローカーさんは、投資案件を紹介して紹介フィーやコミッションを得るという形で商売をされています。
そのため、業者さんやブローカーさんは「良い案件だろうと悪い案件だろうと自分たちには正直あまり関係ないから、悪い案件を紹介してもいいか」と考えているだろう、という認識を持っている方もいらっしゃいますがこれは間違っています。
当然ながら、悪い案件を紹介してくる良くないブローカーさん達もいるので、こういった方々は排除しないといけません。
良くないブローカーさんについては、話すと長くなるので、今回は「ブローカーさんは良い案件を持ってきてくれる」ということを前提にお話させていただきますね。
そもそも、なぜ私たち投資家のもとにブローカーさん達が投資案件を持ってくるのでしょうか?
それはビジネスをするためです。
つまり、何度も投資案件を紹介していきたいということです。
投資案件を紹介することで、ブローカーさんのビジネスは成り立っているので、投資家もうまく業者さんやブローカーさん達と付き合っていく必要があります。
しかし、投資家としての最低限のマナーがなっていない方が非常に多いと思っています。
新しい投資案件を始めるときは、分からないことや疑問があれば質問していくべきですが、投資家として最低限知っていないといけないことを質問している方が多いです。
例えば、当たり前のことですが、リスクを背負いながらリターンを狙うのが投資なので、絶対に利益を上げられるという保証はできません。
保証はできないのにリスクが起きた場合のことをかなり深掘りして、「リスク保証はありますか?」というような質問をする方もいらっしゃいます。
良質な案件を紹介したいと思っている業者さんやブローカーさんからすると、保証できるはずもないですし、損をすることを前提に紹介しているつもりはないので、あまりリスク保証の部分をフォーカスされると「だったらいいです」と言いたくなりますよね。
リターンを得るにはリスクを背負うということを、投資家の最低限のマナーとして理解しておいていただきたいです。
これはビジネスでも投資でも当てはまります。
当たり前のことを履き違えていると自分から良い人達を切ってしまうので、気をつけていただきたいです。
相手の立場に立って考える
例えば、100万円の投資案件を紹介するときに、「投資金がもしかしたら無くなるリスクがある覚悟を持って投資をしているか」というのを業者さんやブローカーさんは見ています。
覚悟が出来ている方じゃないと付き合いたくないと考えるわけです。
もちろん、投資金が無くなることを前提にその案件を紹介しているのではなく、「投資家さんに成功してほしい」と思いながら業者さんやブローカーさんは紹介してくださっています。
もし成功したら、「また新しくご紹介する投資案件もやってくださいね」と考えて紹介してくださっているのを理解していただきたいです。
win-winな関係、人間と人間との関係ということを理解せずに、「金を出すのは自分なんだから」と少し上から目線になっている投資家さんもたまにいらっしゃいます。
そういう態度をとっていると、やはり良い業者さんやブローカーさんは離れていくと思います。
投資家目線ではなく、投資案件を紹介してくださる方々の目線で見たときに、自分たち投資家はどうあるべきかということを考えていただけると、非常に良い投資案件が寄ってきやすくなると思います。
ぜひ相手の立場に立つということを参考にしていただき、今後の投資案件に参加していただければと思います。
本日は以上になります。ありがとうございました。
資産運用のすべてを知る男、池田和弘にインタビュー|前編