アセット・アロケーションとは?

アセット・アロケーションとは?

「アセット・アロケーション 」という考え方があります。
よく耳にする「ポートフォリオ」とはどのような違いがあるのでしょうか?

今回は、アセット・アロケーションについて、またポートフォリオとの違いについて解説していきます。

アセット・アロケーション とは

資産(アセット:Asset)を配分(アロケーション:Allocation)することでアセット・アロケーションと呼ばれています。

アセット・アロケーションは、資産を、国内株式、国内債券、外国株式、外国債券等の資産クラスごとに、どのように配分するかを決めることで、投資収益の9割を決定するほど重要といわれています。

例)
国内株式25%、国内債券25%、外国株式25%、外国債券25%

アセット・アロケーションとポートフォリオの違い

アセット・アロケーションは大まかな資産クラスの配分を表します。
一方、ポートフォリオは、資産クラスに応じた具体的な金融商品の詳細な組み合わせを指します。

例えば「株式の資産クラス」ではどの投資信託を保有するのか、個別株はどの銘柄を何株持つのか、という具合です。

資産クラス(アセットクラス)

類似した値動きやリスクの特徴を持つ資産で分けられます。

代表的な資産は以下です。

株式

  • 国内株式
  • 外国株式

債券

  • 国内債券
  • 外国債券

現金及び現金同等物

  • 日本円
  • 外貨

不動産

  • 国内不動産
  • 外国不動産

さらに加えるとしたら以下のような代替資産なども挙げられます。

  • 保険商品
  • コモデティ(ゴールド等)
  • 美術品、アンティークコイン
  • 暗号資産

アセット・アロケーションを組むためには

目的にあったアセット・アロケーションを組むためには以下を考える必要があります。

  • 投資目標
  • 投資に費やせる時間(自身の年齢)
  • リスク許容度
  • 資産クラスごとの動きの特徴を知ること

資産を俯瞰的にみる

様々な方と面談させていただきますと、「ポートフォリオを組んではいたけど、アセット・アロケーションは意識していなかった」という方が結構いらっしゃいます。

是非ご自身のアセット・アロケーションを確認してみてください。

  • グローバルな投資スタイルだと考えていたが意外に国内比率が大きかった
  • 自分の年齢にしては積極的な株式などの比重が大きかった

など発見があるかもしれません。

まとめ

実際に、前回の記事で扱ったGPIFもですが、機関投資家はアセット・アロケーションを決めた後、具体的な投資を始めます。
初めの一歩として大変重要な作業となります。

私たち個人投資家も資産運用を検討するなら、まずはアセット・アロケーションを意識してみましょう。