iDeCoとは?投資を仕組化して成功させる制度!

iDeCoとは?投資を仕組化して成功させる制度!

「投資を身近に!」をモットーに、ダイエットになぞらえてお伝えしています。今回は、投資を仕組化して成功させることができる「iDeCo」についてお話しします。

投資を仕組化!?iDeCoとは

前回までについて簡単におさらいします。投資を成功させるには一定のルールを決めることが肝心です。この一定のルールとは【長期・積立・分散】投資です。しかしこのルールを知っていても人間誰しもその通りに実行できるとは限りません。そこでiDeCoです。iDeCoはこれを“仕組化”して実行してくれる制度であることをお伝えしてきました。

ちなみにiDeCoは、個人で行う場合の「個人型」確定拠出年金の愛称です。確定拠出年金とは、個人型(iDeCo)と企業内で導入されている企業型(企業型DC)と2つあります。今回はどちらも制度の共通している点を触れますので、ここではiDeCoと称して解説します。

投資を成功させるiDeCoの3つの特徴

iDeCoがなぜ投資を成功させることができるのか、それは以下の3つの特徴にあります。

  • 60歳まで下ろせない
  • 主に投資信託を用いて運用
  • 毎月(毎年)決まった額を積立

特徴①:60歳まで下ろせない

iDeCo口座を開設し、一度始めると60歳まで積立を続けることとなります。途中で下ろすことができません。これはよくiDeCoのデメリットや注意点として伝えられています。

しかし運用がたまたま良く、その時解約できてしまうような制度でしたら、どうでしょうか。思わず元本より増えた分だけでも…と「自分へのご褒美」とか「特別ボーナス」といった勝手な名称を付けて、つい下ろして使いたくなるのが心情です。

60歳まで下ろない、ではなく下ろない。これはむしろメリットであり、【長期】での投資を仕組化してくれています。

特徴②:主に投資信託を用いて運用

iDeCoの運用商品には、定期預金や保険などの元本確保型もありますが、最も多いのは投資信託の商品です。以前の記事、投資に失敗しないために心がけるべき「分散投資」の考え方でもお伝えしているように、投資信託で運用することによって「資産」と「地域」を自動的に【分散】することができます。

特徴③:毎月(毎年)決まった額で【積立】

iDeCoは月額5,000円から【積立】を始めることができます。しかし職業により上限金額が定められています。もし5,000円から開始し、途中で金額を増やしていきたい場合、1年に1回のみ1,000円単位で以下の図の金額まで変更が可能です。※企業型確定拠出年金は勤務先の規約により金額が異なります。

【積立】の効果は以前お伝えした投資を成功させるためのコツをダイエットに絡めて解説!を振り返ってみてくださいね。

あとは始めるだけ!

以上のように、iDeCoは【長期・積立・分散】投資ができる仕組みになっています。つまり始めるだけで、投資への成功の道を作ってくれています。上限額いっぱいから始める必要はありません。

月額5,000円というと置き換えてみれば1回の飲み代、あるいは衝動買いしてしまったお菓子やケーキ程度ですよね?このお金をあなたの将来に仕送りしてみてはいかがでしょうか。オマケに節制もできますね!