キャピタルゲインとインカムゲイン

キャピタルゲインとインカムゲイン

投資の成果を考えるときに、2つの種類の利益があります。

今回はその特徴や考え方、どんなスタンスの人に向いているのか?について触れていきたいと思います。

キャピタルゲインとは?

キャピタルゲイン(Capital Gain)とは、保有する資産を売却することで得られる利益のことです。

例えば、株式、債券、不動産、金(ゴールド)、暗号通貨などの資産価値の上昇によって、買った時よりも高く売った際にでる利益です。※買った時よりも値下がりしてしまい損失となればキャピタルロスといいます。

例えば、株式を100万円分購入して、150万円で売却できたとすると、差額の50万円がキャピタルゲインですね。

キャピタルゲインはどんなスタンス向き?

キャピタルゲインのメリットとしては短期間でも大きな利益を狙うことができることです。

キャピタルゲインのデメリットとしては、思惑に反して逆に価格変動が起きた場合に時に大きな損失を被ることです。

長期的なスタンスで狙うキャピタルゲイン(インデックス積立など)もあれば、短期的スタンスで狙うキャピタルゲインもあります。

キャピタルゲインの投資スタンスが向く方としては、以下が挙げられます。

  • 株価など市場をこまめにチェックできる方
  • 経済危機のような際に自分で対処できる方
  • リスクをある程度許容してもハイリターンを狙いたい方
  • トレードができる方
  • 若い方(損失を挽回できる時間がある)

インカムゲインとは?

インカムゲイン(Income Gain)とは、資産を保有することで安定的・継続的に受け取れる利益のことです。

例えば、株式投資では株主への配当金や株主優待、債券では利子、不動産では賃貸することにより得られる家賃収入、預貯金で得られる利息がインカムゲインに当たり、それら資産を保有し続けることで継続的な収入を期待することができます。

インカムゲインはどんなスタンス向き?

インカムゲインのメリットとしては、市場の価格変動に一喜一憂せず、安定的に継続的な収入を得ることができることです。

インカムゲインのデメリットとしては、利回りが低いということです。大きなリターンを狙う性質ではありません。

例えば株式の配当金は年間数%程度です。※日経平均銘柄の平均利回り1.91%(2020年)

また、株の配当金であれば会社の業績の影響で利回り低下や配当が廃止することもあります。

不動産の家賃収入であれば、入居者がいなくなってしまえば家賃収入が停止します。このような可能性も知っておく必要がありますね。

インカムゲインの投資スタンスが向く方としては、以下が挙げられます。

  • 株価など市場をこまめにチェックできない方
  • 相場で一喜一憂したくない方
  • リスクをあまりとりたくない方
  • 投資からの定期的な収入が欲しい方
  • 引退して勤労収入のない方

まとめ

個人的に株式や為替、暗号通貨のトレードをしてきて感じることがあります。

キャピタルゲインには派手さと、面白さがあります。
株式投資では株価が10倍以上跳ね上がる「テンバガー」銘柄という言葉があります。

また、暗号通貨投資ではわずか1年間で100倍以上!?という高騰をするものもあり「億り人」という言葉もよく目にするようになりました。それくらい夢がありますよね。

しかし、思惑に反して値下がりすれば大きな損失もありえるわけで難しさがあります。そこが人を惹きつけるのかもしれません。

一方で、インカムゲインには、なによりマイナスがなく定期的に収入を生むという「精神的安心感」という大きな特徴があると思います。

株式ですと配当金は年間数%程度というレベルですが、労働でなく資産が働いてくれる立派な収入となります。

インカムゲインを生み出す資産をしっかりと持ちながら、時に大きなキャピタルゲインも期待できるものもポートフォリオに組みこんでいく。こんなスタイルが個人的には良いと考えていますが、いかがでしょうか。

ご自身の年齢や、自分はどんな投資スタンスが好きなのか。そんな観点からも、是非バランスを考えるきっかけとしてみてください。