こんにちは、池田です。
私が実際に行ったサヤ取りの実績をお見せしていきたいと思います。
それでは早速ご覧ください。
目次
取引実績
以上が、5月27日~6月9日の間に手仕舞いした銘柄ペアと、新たに仕掛けをした銘柄ペアになります。
期間 | 手仕舞い14ペア | 仕掛け中27ペア |
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20210527-20210609 | -21,300円 | -222,800円 |
サヤ取りは、売りと買いを両建てし、常にリスクヘッジをしながら、相場を読むことなく、上下どちらに動いても利益を追求していく投資法です。
しかし、これまでの株式投資の経験から、無意識のうちに株価が上がるか下がるかを考えてしまい、取引に躊躇する場合があります。
個別のチャートを分析したり、相場環境を考え、今後の相場展開を予測してしまい、逆に、仕掛け時における不安や迷いとなり、ルールを守ることができず、機会損失を招きます。
また、手仕舞い時においては、利益が出ている銘柄を利益確定する、いわゆる片はずしをして、損失が出ている銘柄は、「ここまで下がったのだから、そのうち回復するだろう」という安易な考えでルールを破ります。
これらは、まさに片張りの発想です。
リスクが増大し、思惑とは違った動きをすることが多々あります。
ルールを守って取引することが非常に重要です。
「なぜ相場動向を読むことなく、利益を上げることができるのか」と疑問の声も聞こえてきそうですが、結局は誰にもわからないのです。
今の日本の株式市場は、世界の動きと複雑に連動しており、グローバルな経済状況の中では、まったく予測できません。今まで通用していた方法が、まったくその通りにいかないのが現状です。
どの銘柄が人気化するかは、どんなに理屈をこねまわしても、結局のところ、あいまいな「予想」でしかありません。思惑が外れることが多いのです。
急激な市況変化や下落相場になると、対応が後手に回り、損をすることになります。
サヤ取りは、通常の株式投資(片張り)とは売買基準が全く違います。
株価が上がるか下がるかではなく、あくまでも2銘柄の一時的な価格のかい離に着目して、利ザヤを取る手法です。
株価が割安か否かという判定も、絶対的な価格によるものではなく、ほかの銘柄との比較による「相対的なもの」だと言うことです。
相場が上下どちらに動いても対応できるポジションをとることで、心理的にも安心して投資活動ができます。
サヤ取りの本質を理解して、いかに片張りの経験則を捨てるかがカギになります。
今回も取引の一部をチャートでご紹介しますので、参考にして頂ければ幸いです。
【6506安川電×5713住友鉱】+86,900円
体験的に、自分の中で判断基準を明確化して、必ず売買ルールを守って取引します。
【4506大日住薬×マツダ】+25,600円
売買シミュレーションで、勝ち数の大きいペアは、サヤの開閉が頻繁にあり短期で利益を取りやすい傾向にあります。