こんにちは、池田です。
私が実際に行ったサヤ取りの実績をお見せしていきたいと思います。
それでは早速ご覧ください。
目次
取引実績
以上が、12月7日~12月20日の間に手仕舞いした銘柄ペアと、新たに仕掛けをした銘柄ペアになります。
期間 | 手仕舞い13ペア | 仕掛け中25ペア |
---|---|---|
20231207-20231220 | -331,345円 | -11,770円 |
今年も終わりが近づいてきました。
そろそろ、今年の成果も気になってくるところです。
成果を振り返るというのは大切な事ですが、
こまめに振り返る必要は基本的にありません。
どっしりと構えて待機することが必要です。
統計的に、勝率が安定するためには、
ある程度のトレード回数が必要になってきます。
確率、統計の分野で大数の法則という有名な定理があります。
少ない試行回数では、確率通りになりませんが、
試行回数を重ねれば重ねるほど、
確率通りの結果が得られるようになるという
科学的な根拠のある理論です。
サヤ取りの場合は、スイングトレードになりますので、
安定したトレード回数を確保するためには、
それなりの時間が必要になってきます。
さらに、多少相場の影響を受けて変動があるので、
タイミングによっても成果にブレが出ます。
実際、毎年の終わりに成果を振り返っていますが、
月単位で成果のバラツキがあります。
こうしたことを考えても、正しい評価のためには、
一定期間がどうしても必要になってきます。
逆に言うと、あまりこまめに成果を振り返っても、
あまり意味をなさない数字になります。
なので、サヤ取り公開ペアの数字も、
リアルタイムの集計結果は公表しないようにしています。
数字を見過ぎると、百害あって一利なしです。
サヤ取りは従来の株式投資に比べ、確率的に非常に有利な投資法です。
市場は効率的であるというマーケットの原理に基づき、
相関性が高く、サヤ(価格差)に開閉周期がある2銘柄は、
一時的にサヤがかい離をしても、しばらくすると収斂する性質がありますので、
それを利用して利ザヤを稼ぎます。
しかし、負けが続くと必ず疑心暗鬼になります。
大事なのは、1回1回のトレードの結果ではありません。
連続性が大事なのです。
損をするときもありますが、売買ルールを守ってトレードすれば、
取引全体の損益で、最終的に利益を上げることができます。
更に、その回数を増やすことで利益を大きくすることができるということです。
今回も取引の一部をチャートでご紹介しますので、参考にして頂ければ幸いです。
【6266タツモ×7189西日本FH】+110,600円
サヤチャートにサヤ移動平均線とボリンジャーバンドを表示することができます。
サヤをテクニカル分析することで、トレンドの変化を定量的・定性的に把握することができます。
【9509北海電×9502中部電】+29,100円
登録した銘柄ペアを対象に、売買シミュレーション(仮想売買)をすることができます。
シミュレーションの結果は、仮想売買における勝率と損益が計算され、
売買のタイミングが各ペアのチャート上に表示されます。