こんにちは。池田和弘です。
本日は、「人脈を広げる方法」についてお話をさせていただきたいと思います。
目次
人脈を広げれば情報が集まってくる
投資家としていろいろな情報を得るためには、人脈が必要です。
もちろん、投資案件を持ってくる業者さんも必要ですが、それ以外にも優良な情報やさまざまなノウハウ、知識を提供してくれる人脈作りが非常に重要になります。
これは僕の持論ですが、例えば本などの活字から得る情報よりも、人づてに聞いた情報のほうが生きている情報を得られやすい傾向があると思うんです。
僕自身、本を読んで情報を得るよりも、人と話して情報を得るように心がけています。
その中でどういった人脈から情報を得るかというと、情報元の人がある分野に詳しければ詳しいほど優良な情報が得られるので、「不動産であればこの方」「株式であればこの方」というように、ある程度情報を得る先のカテゴリー分けをしています。
当然ながら、はじめから各専門家たちとの人脈が揃っていることはあり得ません。
人脈を築くためには、必要なことが2つあります。
人脈を広げるために必要な2つのこと
1つ目は、自分の存在をしっかりとアピールすることです。
例えば、不動産セミナーに行ったときに交流会があったとしましょう。
そこで自分を知ってもらうために、自分の存在をアピールしていかないといけないのですが、参加者が数多くいる中で周りの方々に覚えてもらうためには、印象を残さないといけません。
大勢の中であまり静かにしていると、どうしても目立ちませんよね。
ただそこは性格もあるので、いきなり明るくなれとか、目立てというのも難しいと思います。
そこで、1つの工夫として、少しインパクトのある名刺を用意してみてはどうでしょうか。
できれば、その名刺を見たときに「この人はお金を持っていそうだ」と思われるのが良いかと思います。
これは感覚の問題なので、どういったものですかといわれても説明が難しいです。
ただ、やってはいけないのは、自分のプリンターで印刷したペラペラの名刺を渡してしまうこと。
ペラペラの名刺だと薄い存在に見えてしまう可能性があるので、印刷会社に依頼して、デザインもしっかりしたものを用意しておきましょう。
名刺は交流会が終わったあとも、お渡しした方の手元に残るので、そこで少しでも印象を付けられると効果的です。
例えば、顔写真を付けておくとアピールをしやすいので、そういった工夫をしていただければと思います。
2つ目は、自分も情報を提供できるような人間になっておくということです。
人脈を形成していく上で情報を貰ってばかりいると、広がりにくくなってしまいます。
ギブ&テイクではありませんが、皆さんも同じように情報を求めているので、自分ばかりが欲しい欲しいという姿勢だと、人間関係がうまく形成できません。
だから、自分の得意分野を1つでも2つでも作って「この分野に関して自分は得意ですよ」と、アピールすれば自然に人が寄ってきます。
先ほどの名刺で自分の存在をアピールするというのと、自分の得意分野を作って情報を発信するということ、どちらも自分の存在を人に知ってもらうという点は共通しています。
そして最も重要なのは、自分を必要としてくれる人たちを作っていくことです。
例えば僕の場合だと、広くいろんな知識を持っているという点と、多様なビジネスをしているという点が、特長としてあります。
何かしら自分の手に負えないビジネスが出てきたとき、面白いのかそうでないのかも含めて、そのビジネスに対しての判断をしたいという場合に、相談を受けることが多々あるんですね。
「こんなビジネスを聞いたんですが、どう思いますか?」という、ビジネスに関する相談はもちろん、節税の相談を受けることもあります。
所得税や法人税の対策に関してもやっていることが多いので、税務系の相談を受けるのです。
もちろん、専門家は税理士さんですが、税理士さんとの人脈もかなりあるので、そういった方に相談することで自分の存在を周りにアピールできます。
すると、自然と人が寄ってくるようになります。
自分の存在をアピールする努力をしっかりしていただければ、自然と人脈は広がるかと思います。
あまりにも自分が欲しい欲しいと、アピールしすぎると、逆に人が逃げていくこともあります。その点には注意しながら、人脈を広げていただければと思います。
本日は以上となります。ありがとうございました。
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