こんにちは、池田和弘です。
今回は、投資で成功しない人の共通点についてお話したいと思います。
これまでに、投資とビジネスには共通点もある、というお話をしてきました。
今回のテーマである、投資で成功しない人の共通点も、仕事で成功しない人の共通点に、ちょっと似ているんです。
今回はその、代表的な3つの共通点をお話していきたいと思います。
これからお話する3つの共通点に自分が当てはまっていないか、チェックしながら読んでみてくださいね。
目次
継続力がない人
投資で成功しない人の特徴のひとつに、継続力がないという点が挙げられます。
これまでにもお話してきたと思いますが、投資は継続して行うことが必要です。
投資を継続して行うには、資産を分散したり、簡単には折れないメンタルを形成したりすることが非常に大切なんです。
しかし、投資で失敗してしまった人は、1回や2回の失敗体験で辞めてしまう、というように、継続力が備わっていない方が多いと思います。
継続していれば、それに伴って投資の知識が溜まっていきます。
確かに、資金を失っていくのはとても辛いことですよね。
しかし、これまでお話してきたリスク回避の仕方などを意識して投資を行えば、失敗して成功して、を繰り返すことになっても、成功体験と失敗体験の両方の知識が身につきます。
これによってどんどんスキルアップしていき、しだいに利益を残せるようになっていく、ということですね。
知識を追求しない人
投資で成功しない人の特徴のもうひとつは、”新たな知識を貪欲に追求しない人”です。
投資は、あらゆるものに対して行っていくほうが良いといえます。ポートフォリオを組んで、資産を分散していくということですね。
最近では仮想通貨がよく知られた存在となっていますし、今後はAIの時代がくると思いますので、AI業界に対する投資もそのうち始まるでしょう。
こういった新しい業界も含めて、様々な分野の知識を拾っていく姿勢は大切です。
投資の世界は常に変化しているので、貪欲に情報を取りにいかないと、どんどん時代の流れについていけなくなってしまうんですね。
投資で成功しない人たちはたいてい、新しいものをなかなか受け入れようとしない傾向があります。
その一方、新しいものが持つ数字だけはすぐに信じてしまう。
例えば、よくわからない投資案件を持ちかけられて、「これが1,000倍になりますよ」という話をよく考えもせずに信じて飛びつき、損をしてしまうといった具合です。
宝くじのように運良く当たる、という人も中にはいるかもしれませんが、それでは絶対に継続的な成功はありえませんし、ほとんどの場合は失敗します。
他責にしてしまう人
投資で成功しない人の特徴の3つ目は、”他責”です。失敗をすぐに他人のせいにしてしまう、ということですね。
この他責という行為の何が問題かというと、失敗した時に冷静に分析をしないことにあります。
失敗の原因を分析することで、業界の情勢が良くなかったのか、もしくは自分が選んだ銘柄が悪かったのかなど、自分に足りなかった知識が備わっていきます。
こうして、失敗を次に繋げていくことによって、だんだんと投資の成功率は上がっていくんですね。
成功する投資家に近づくために
継続力、知識の追求、他責にしない、ということは相互に関係し合っているので、これら3つの要素がそろっていないと、成功は難しいと思います。
そのため、投資で成功するためには、継続的に投資を行える折れないメンタルを養って、知識に対して貪欲になりましょう。
そして、失敗した時も誰のせいにもしないことです。
ナイフや銃を突きつけられて、恐喝にあってやむを得ずお金を出したならともかくとして、甘い言葉に惹きつけられてお金を出してしまったのは、自分の判断以外の何でもないわけです。
そのため、どんな案件であっても、どんなことがあったとしても、その責任は判断を下した自分にあるということを忘れないでください。
そして、責任ある判断を下すためには、しっかりとした知識と経験、継続力を身につけ、投資のスキルを盤石なものにしていくことが重要です。
最後に
今回お話した3つの要素。
継続力、知識、他責にしないということをしっかりと心がけておけば、成功する投資家に一歩近づけると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回も楽しみにしていてください。
資産運用のすべてを知る男、池田和弘にインタビュー|前編