投資家に必要な2つの人脈の作り方とは│トレーダーから投資家へのステップアップ

投資家 人脈

こんにちは、池田和弘です。

本日は、投資家として必要な人脈づくりについてお話しをしたいと思います。

投資家に必要な2種類の人脈とは

投資家に必要な2種類の人脈とは

投資家にとっての人脈は、大きく分けると2通りあります。

まず一つは、優良な情報や投資案件を教えてくれたり、各専門分野の情報に精通しているような人との繋がりです。

もう一つは、いわゆる自分と同じ立場にある投資家仲間との繋がりです。

この2つの人脈を持つことが、投資家にとっては非常に重要になります。

情報や案件を教えてもらうための人脈を持つ

情報や案件を教えてもらうための人脈を持つ投資家にとって、情報や案件を教えてくれる人との繋がりは当然必要です。

しかし、こういった情報を得ようとするときに、インターネットで探すことに依存している方が多くいらっしゃいます。

インターネットから情報を得ることは自体はいいのですが、投資案件の情報源をインターネット中心にするのはかなり危険です。

なぜならば、ほとんどの良質な案件はごく一部の富裕層にしか出回らないことが非常に多いためです。

公募という形でインターネットで広く呼びかけられている情報や、オンラインセミナーまたはリアルセミナーなどで集客をして不特定多数に呼びかける案件は、詐欺案件であることがほとんどです。

特に、ネットワーク形式で行っているものは99%詐欺と言っても過言ではないくらいに、良質な案件はほぼ無いと言えます。

本当に有益で、面白くて、限定的な情報は、人脈からしか得られないことが多いのです。

つまり、信頼できる情報を中心に投資を行っていくためには、まず投資案件などの情報を得ることができる人脈を作る必要があります。

これを個人の力で作っていくことはなかなか難しいのですが、その努力をすることが投資家としては必要になります。

 

次に、案件情報を得た際に検証するための検証先、裏取り先などの人脈も持っているといいでしょう。

例えば「この分野は今後進歩して、世の中で確立されていく。そのためこのビジネスが発展するので、ここに投資をすることで儲かる」というような話があったとします。

その場合は、自分自身がその分野に詳しければ問題ないですが、そうでなければその業界の知識に長けた人物に教えを請う必要がありますよね。

つまり、特定の業界や分野の情報を持っている専門家との人脈を持っていることで、得た情報を精査・検証しやすくなるのです。

 

このように良質な案件や情報を入手したり、さまざまな業界の専門家との経路を、一般の方が一から作っていくのは難しいかもしれません。

しかし、方法はゼロではありません。たとえば特定のコミュニティに入り、それを学ぶことができる形をとれれば、投資家として成功する道が拓けていくでしょう

コミュニティにもいろいろあるので一概には言えませんが、投資を教えるためのコミュニティや、僕が主催している「ビリオネアダイアモンドクラブ」「BDC」というコミュニティのようにある目的に対して投資家の集団を形成しているコミュニティであれば、不利益な情報を流す意味合いは一切ありません。

そのようなところでは、ある程度フィルタリングがされた情報が出てきます。

そして限られた人脈からしか得られないような、インターネット上では手に入らない情報も聞けるようになるでしょう。

投資家仲間をつくる

投資家仲間をつくる

もう一つの、投資家としての仲間を持つという意味合いの人脈づくりも非常に重要です。

案件の情報を得るための人脈であったり、特定の分野の専門情報を得るという人脈というのは、投資家である以上はそれぞれが個々に持っているものです。

この必要な人脈の全てを、自分一人で形成するのは難しいでしょう。

しかし自分が直接つながっていなくても、投資家仲間の人脈の中に自分が欲する繋がりがあるかもしれません

人脈とは直接的でなくても、間接的に繋がっていればいいため、仲良くしている投資家仲間がいれば必要な情報を得やすくなるのです。

「このような案件が来たがどう思うか」「今なにかおもしろい情報がないか」などを呼びかけることにより、投資家仲間から情報が集まってくるでしょう。

 

投資家仲間を作るために、今すぐ簡単にできることは自分はいろいろな投資をしている」もしくは「投資をしたいと思っている」というように、投資家として活動をしていることを発信することです。

というのも、まずそれを言わない限り、周りはあなたが「投資をしている、投資家である」ということを知らないからです。これでは仲間を作ろうにも作ることが出来ませんよね。

そのため、ぜひあなた自ら投資家であるという情報を発信してみてください

日本人は投資リテラシーが高い国民性ではないため、投資を間違って捉えている人もいます。

経営者ならまだしも、サラリーマンや主婦の方などの一般の方々が「自分は投資をしている、投資家です」と言うことは気恥ずかしかったり、偏見をもたれるのではないかと不安に思うこともあるかもしれません。

しかし、正しい知識に基づいて、しっかりと投資をして利益を得ていくことは、隠すべきことでも偏見を持たれるようなことでもないのです。

なぜなら、今は投資をせずにひたすら貯金をするほうが資産は目減りする時代だからです。

アフターコロナ禍における投資の重要性


世界的にも問題になっているとおり、アフターコロナに向かう世界の中でインフレがどんどん進んでいます

貯金をしていても0.001%未満の金利しか付きません。一方で物価は2%どころか、3%、4%、5%と急上昇していく気配があります。

つまりその分、現金の価値が失われていくのです。

そのため、特にこの数年は、価値が上昇するであろうものにしっかりと投資していく必要があります。

 

しかし、いざ投資を初めて人脈を作ろうと思っても、「まだいろいろな案件を経験していないし、投資家として活動もしていないので、投資家として自分がやっていることを発信しにくい……」と感じるかもしれません。

そんなときは、株式投資のようにやりやすくて一般的なものを少しやり、それを「最近始めました」という形で発信するのも一つのやり方です。

他にも「いろいろな事業投資に取り組みたい」「ゆくゆくは不動産投資も行いたいと考えている」「これからこのような形で動いていくんだ」という情報発信でもいいと思います。

それをすることにより、人脈、情報などいろんなものが集まってきます

もちろん投資初心者をターゲットにした詐欺案件のような情報もきてしまうため、自分から情報発信することはメリットばかりではありません。

そこに関しては、先人たちにアドバイスを求めたりトライアンドエラーを経験する中で、投資家としての見極める力、慧眼力というのを磨いていきましょう。

投資家に必要な人脈つくりのまとめ

投資家に必要な人脈つくりのまとめ

今回は、投資家にとって人脈が必要である理由についてお話ししてきました。

投資は個人でもできるように思われるかもしれませんが、実は一人では何事もできません。

ビジネスでもそうかもしれませんが、僕の経験上、投資でも人との繋がりというのは非常に重要なものです。

そのため、今回お伝えしたことを参考に、上質な人脈を形成し、良質な情報や案件を得られる投資家になっていただければと思います。

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