【超簡単】フリーランスの確定申告に必要な書類を徹底解説!

フリーランス 確定申告

フリーランスとサラリーマンの大きな違いといえば、納税の手順です。

サラリーマンの場合は所属している会社のお給料から天引きという方法で納税されますが、フリーランスの場合は「確定申告」という形で国に税金を納めなければなりません。

「黙っていれば税金を引かれないんじゃないか」と考えるかもしれませんが、申告をしなかったり、過小申請をしたりすると「脱税」の容疑で懲役や罰金刑に処される可能性があります。

この記事では「確定申告」の概要について、フリーランスの方向けに詳しく解説していきます。

フリーランスでお仕事をするならマストで押さえておくべき情報なので、ぜひこの記事でしっかりと学んで、確定申告をスムーズに行っていきましょう。

確定申告の種類はいくつあるの?

まずは確定申告の種類について解説していきます。

確定申告には、大きく分けて「白色申告」と「青色申告」の2つがあり、フリーランスの場合、どちらで申告するか選択できます。

「白色申告」と「青色申告」のどちらにもメリット、デメリットがありますが、トータルで見て「青色申告」のほうがメリットが大きいのでおすすめです。

さっくり簡単に申請できる白色申告

白色申告では複雑な帳簿が必要なく「簡易簿記」という大まかな金額を記載するだけなので、初めて確定申告する方でも取り組みやすいです。

確定申告の提出は3月なので、年度末で忙しいという方や、簡単にぱぱっと終わらせて仕事に取り掛かりたいという方にはおすすめです。

大変だけど見返りが大きい青色申告

そして、青色申告の一番のメリットは「節税効果」です。

最大55万円を所得から差足引くことができるので、白色申告よりも支払う税金を抑えられます。

「青色申告」は、複式簿記というより細かな金額を算出する必要があり、長年フリーランスで活動されている方でも苦戦するほど難しいものでしたが、最近ではクラウド会計ソフトの開発などが進み、年々取り組みやすくなっています。

1年の収益がプラスになっている場合は、節税効果のある青色申告をして少しでも税金を抑えることをオススメします。

青色申告の詳しい申請方法については、この記事では割愛しますので、気になる方は国税庁のホームページをご覧くださいね。

国税庁ホームページはこちらから

フリーランスの方向け!確定申告の準備をしよう

ここからは具体的に確定申告をする方法について解説していきます。

間違って過小申請をしたり、提出期限を過ぎてしまうと追加徴収があるので、最新の注意を払って、1つ1つ実践していきましょう。

確定申告の基本情報

確定申告の申請の期日は2月16日から3月15日ですが、土日などの影響で数日ずれることもあるので、毎年国税庁が出す情報をチェックしましょう。

確定申告で記載する所得は昨年の1月1日から12月31日分まで。(例 2021年の申告は、2020年1月1日から2020年12月31日分まで)

確定申告の提出方法は税務署への持参、インターネット(e-Tax)、郵送などがあります。

確定申告に必要な準備物

続いては、提出に必要な書類をご紹介していきます。

フリーランスの場合、自身の所得や経費を自分で管理しなければなりません。

管理を怠ると所得隠しや控除が効かないなど、自分の首を締める結果になるので、日常から意識して書類を管理して、確定申告を楽にしましょう。

  • 本人確認書類(マイナンバーカードもしくはマイナンバーが記載された住民票、通知書+免許証、パスポートが必要)
  • 朱肉の印鑑(シャチハタ不可)
  • 確定申告書(B)(Aは会社員、アルバイト、パート、年金受給している方向け)
  • 青色申告決算書(青色申告をする際に提出する書類)
  • 税金の還付を受け取る口座番号
  • 所得のわかる書類(源泉徴収票など)
  • 控除を受ける場合の証明できる書類(レシートや領収書など)
  • 青色申告承認申請書(※青色申告をする前年に提出することで、来年以降青色申告ができるようになる)

フリーランスの確定申告:まとめ

いかがでしたか。

確定申告を不備なく完了させるために一番重要なのは、正しい情報を受け取ることです。

確定申告の規定は毎年のように更新されているので、「去年と同じようにやれば大丈夫」という考え方は危険です。

そのためフリーランスの方でも、毎年国税庁が出す確定申告に関するお知らせを必ずチェックする、もしくは税理士に委託するなどの対策が必要です。

確定申告の詳しい書き方、迷ったときの対処方法は国税庁のHPに記載してありますので、ぜひこちらを参照してくださいね。

国税庁ホームページはこちらから