こんにちは、池田和弘です。
この記事ではは、私の人生におけるターニングポイントをお話ししたいと思います。
最初に簡単な経歴をお伝えしますが、私は大学生の頃に知人と家庭教師の派遣事業を始めました。これが私にとって、初めての起業です。そこから3、4年くらい事業を行ったあとに一旦、リクルートに就職しました。
就職した理由としては、一度、社会人経験をしてみたいと思ったからなんです。家庭教師の派遣事業は、わりと順調だったのですが、共同経営だったので、私は事業から外れることにしました。
そして、社会人としてリクルートに3年ほど勤めたあと、また独立する道を歩み始めた、というのが私の簡単な経歴です。
目次
ターニングポイントで学んだこと
ここまで実は、すべてが順調にいっていました。
そのため自意識過剰といいますか、自分はそつなく何でもこなせると思っていましたね。
リクルートを独立してからはいろいろな事業に手を出して、多角化していきつつ、様々な投資も行っていました。
ですがそのとき、事業も投資もうまくいかなくなる時期が訪れたんです。
なぜうまくいかないかと振り返ってみると、私がやっていたのは、攻撃的な事業投資や一般投資をするスタイルでした。つまり守備的なこと、要はリスクヘッジをしていなかったことに初めて気づいたんです。
ただ、気づいた時期が遅く、そこから回復するのにはとても苦労しましたが、今となっては、そこが人生のターニングポイントだったと思います。
それによって、投資やビジネスも「攻撃と守備のバランスをしっかりとる」ということを心得ておかなければ何事もうまくいかないと気づきました。
私がよく伝える言葉
この経験を知ってもらいたいと思い、私はよく周りの方に「投資は生活費の一部として稼いだり、自分の基礎的な資産形成としてとらえなければいけない」と伝えています。
というのも、仕事の代わりに得る収入として投資を考えてしまうと、すべての投資も上手くいかないと考えているからなんです。
やはり、事業も投資もビジネスも、しっかりとリスクヘッジを考えないといけません。面白そうな話だからと安易に手を出してしまうと、上手くいかない。このことを学べたから、今の自分があるのかなと思います。
以上をふまえて、まずは何事もしっかりとバランスよくやること。そして投資だけに偏ることがないように心がけていただきたいです。あなたも私のような体験は、しないように願っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
資産運用のすべてを知る男、池田和弘にインタビュー|前編