こんにちは、池田和弘です。
この記事では、「投資家として日常の中から意識すべき考え方」についてお話をさせていただきたいと思います。
投資家として必要な考え方
ひとえに投資家と言っても、その分野は様々です。
例えば株式投資をされている方や、不動産投資を専門的にされている方など、色々な方がいらっしゃいますが、私はどれか1つに絞るのではなくあらゆる分野に投資をしています。
そういった意味では多岐にわたる情報が必要なので、日々の生活でのインプットが重要になります。
広く情報を集めていく中で私が心がけているのは、「情報を集められるものは何でも活用する」ということです。
例えば、テレビの情報や、電車のつり革広告、知人との他愛のない会話や、投資仲間との情報交換など。
日常のあらゆる情報から今の流行り廃りを察知したり、新しい分野の情報をいち早く耳にすることができます。
特にテレビは世の中に出回り始めている物を取り上げているので、いま世の中に浸透しつつあるということを理解する上では有効な手段だと思います。
当然ながらバラエティ番組だけを見ていて情報を得られるということはなく、ワールドビジネスサテライトのようなビジネス寄りの番組であれば、少し面白い会社の情報や最新の情報が取り上げられているので有効に情報を集められるでしょう。
例えばどこかの展示会に出店されている新しい技術の特集や、ある会社のユニークな制度など、投資に直結するわけではないですが、世の中の動きを把握する上で有効だと思います。
そしてもう1つ、日常生活で心がけていることは、「あらゆるものを投資と見立てる目線をもつこと」です。
投資には必ず背景にビジネスがありますよね。
ビジネスがあるからこそ、利益が生まれ、投資に対するリターンが得られる。
つまり、ビジネスに興味を持つということが、投資家としてのスキルアップの1つになると私は考えています。
例えば、新しい分野でビジネスが起きた時に、このビジネスはどういった部分で利益が出ているのか、どういった仕組みで会社が儲かっているのか、その背景にはどういったリスクがあるのか、競合はどういったものか、などを妄想するだけでもビジネススキルが上がっていくでしょう。
ビジネススキルが上がるということは、投資家としてスキルアップする要素の1つですので、今回ご紹介したことを日常生活で意識するだけでも真の投資家に近づくことができるでしょう。
資産運用のすべてを知る男、池田和弘にインタビュー|前編